真山りか(エビ中)6回目の生誕ソロライブ開催「強くなくていいんです。自分に負けないでください!」
真山りか(エビ中)6回目の生誕ソロライブ開催「強くなくていいんです。自分に負けないでください!」

 私立恵比寿中学(略称:エビ中)の真山りかが、6回目となる生誕ソロライブ【まやまにあ-Level.6-】をZepp DiverCity (Tokyo)で2ステージ開催した。本レポートでは、セカンドステージの模様をお届けする。

 今回はエビ中バンドでもおなじみの橋本しん(Sin)率いるベース、ギター、パーカッションというアコースティックな編成で、4人のバンドメンバーとともに送るライブとなった。また、ニコニコ動画ではプレミアム会員と、チャンネル『真山りかのアニメ300%』に登録している会員が視聴可能な生配信も実施された。

 メンバーがポジションにつくと、静かに「キラキラネスキラネス」でライブは幕を開けた。グルーヴ感あふれる演奏をバックに高速ラップともいえるような歌詞もこなし、続いて昨年の【ちゅうおん2021】でもカバーコーナーで披露していた松原みきのカバー「真夜中のドア」をボサノバアレンジでしっとりと歌い上げた。

 メンバー紹介も交えた和やかな最初のMCをはさみ、松田聖子、岡村靖幸、aikoというアーティストたちの「愛」でくくられる名曲のカバーを続ける。

 ここからOfficial髭男dismの名曲「HELLO」もボサノバアレンジでじわっと会場の熱を上げると、川本真琴の「1/2」、そして自らも主題歌を歌った「LIAR MASK」と、アニメ愛あふれる真山らしいコーナーを展開。

 本編最後の4曲はエビ中とソロのレパートリーから。マカロニえんぴつに提供された「愛のレンタル」はギター1本でしっとりとエモーショナルに表現した。「ライブで一番の希望だと思っていることは、『また明日』が言えることだと思っています。」と、オーディエンスや配信で見てくれたファンへの感謝の言葉から「さよならばいばいまたあした」を披露し、本編は終了した。

 アンコールはサンボマスターのカバー「輝き出して走ってく」を「強くなくていいんです。自分に負けないでください!」というエモーショナルなメッセージで送り、最後は会場のお客さんの多幸感あふれる満場のクラップでエビ中の最新曲「Anytime, Anywhere」でライブを締めた。

 私立恵比寿中学は、2022年3月23日に発売されるニューアルバム『私立恵比寿中学』より、第一弾リード曲「Anytime, Anywhere」を配信中。この曲は現在「常緑」がTikTokを中心に反響が拡がっている注目のシンガーソングライター、大橋ちっぽけが初めて提供した曲で、メンバーの小林歌穂が配信ジャケットのデザインを書き下ろした。また、ファンから投稿された画像を中心に構成されたリリックビデオや昨年の大学芸会のライブバーションも公開され、話題を呼んでいる。

◎セットリスト
1. キラキラネスキラネス
2. 真夜中のドア / 松原みき
3. sweet memories / 松田聖子
4. だいすき / 岡村靖幸
5. ストロー(1部)シアワセ(2部) / aiko
6. HELLO / Official髭男dism
7. オレンジ / とらドラ!(1部)1/2 / 川本真琴(2部)
8. LIAR MASK
9. 春の嵐
10. 蜃気楼
11. 愛のレンタル
12. さよならばいばいまたあした

EN1 輝きだして走ってく / サンボマスター
EN2 Anytime, Anywhere

<バンドメンバー>
Piano /Band Master : 橋本しん(Sin)
Bass : 真船勝博
Guitar : 田口慎二
Percussion : 中北裕子

◎私立恵比寿中学 リリース情報
アルバム『私立恵比寿中学』
2022/3/23 RELEASE