故マック・ミラー、30歳の誕生日にビヨンセ/サンダーキャットらがメッセージ
故マック・ミラー、30歳の誕生日にビヨンセ/サンダーキャットらがメッセージ

 故マック・ミラーが30回目の誕生日を迎えるはずだった2022年1月19日に友人やコラボレーターたちが彼をトリビュートした。

 ビヨンセは自身の公式ウェブサイトにカウボーイ・ブーツとサングラス姿のマックの幼少期の写真を投稿し、「天国でのお誕生日おめでとう、マック・ミラー」と綴った。米ローリング・ストーンが公開した記事には、ウィズ・カリファ、サンダーキャット、ラプソディー、さらにはミラーの広報担当を務めていたNick Dierlらがメッセージを寄せている。

 2011年の楽曲「Keep Floatin’」でミラーとコラボしたウィズ・カリファは、「君が恋しいよ。今日、君は30歳の誕生日を迎えるはずだったが、あまりにも早く亡くなってしまった。俺たちが駆け出しの頃、ピッツバーグにあるID Labsで、E. Danと一緒に最高の音楽を作ったのを憶えている。君は瞬く間に成功を収め、ピッツバーグを代表する男になっていった。君のことを一生忘れない。愛してるよ、ブラザー、ハッピー・バスデー」と綴った。

 サンダーキャットは、「君のアドバイスに従っているー腰を据えて、流れに任せること、マジで腰を据えて、流れに任せること。君を知ることができて、一緒に時間を過ごすことができて、俺はなんて幸運なんだ。なぜなら君は俺の人生を変えたから。君がどこにいようと、人々の人生を変え続けていることを願っている」とコメントしている。そしてラプソディーは、「君は早い段階で俺に大きな影響を与え、俺たちはこれからもインスパイアしながら、君のレガシーを伝え続けるよ。君が最高の30歳の誕生日会を開いていたことは間違いないだろうね!永遠に愛している、マルコム!」と述べている。

 2018年9月に過剰摂取によって事故死して以来、ミラーのエステート(遺産管理団体)は、6枚目にして最後のスタジオ・アルバム『サークルズ』をリリースしている。2020年12月に米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場3位を記録した今作の他にも2010年の『K.I.D.S.』のデラックス版や2014年の『Faces』など初期のミックテープ2作を再発している。

 検死によりミラーの死因と断定されたフェンタニル入りの偽造オキシコドン錠を彼に提供したとして昨年の秋には二人の男性が有罪を認めていた。