『レイジング・ファイア』ドニー・イェン&ニコラス・ツェーのインタビュー、主題歌のショートMV到着
『レイジング・ファイア』ドニー・イェン&ニコラス・ツェーのインタビュー、主題歌のショートMV到着

 映画『レイジング・ファイア』でW主演を務めるドニー・イェンとニコラス・ツェーのインタビュー映像と、主題歌の日本語歌詞付きショートMVが到着した。

 現在公開中の同作は、ドニー・イェン演じるチョン警部が、何年も追い続けた極悪犯ウォンの薬物取引に踏み込む日がやって来るも、直前になって作戦から外され、捜査官たちとウォンの一味もろとも惨殺されることから物語が展開。捜査線上に浮かび上がったのは、元エリート警察官で、チョンを師のように慕っていたニコラス・ツェー演じるンゴウと彼の元部下たち。遡ること4年前、チョンとンゴウを引き裂く事件が発生し、ンゴウの深い復讐心が恐るべき計画を企てていたというあらすじだ。

 同作はアクションシーンだけでなく、2人の運命を分かつことになった、ある過去の事件をめぐる感情のぶつけ合いも見どころのひとつ。ニコラス・ツェーは「時には、勝負は大きなアクションとは限らない。むしろ勝負は4ページの会話にあります」と語り、「何もない部屋、そこには二人だけ。これこそ対決だ」と、容疑者と疑われたンゴウがチョン警部から取調室で尋問をうけるシーンを振り返る。さらに「あとは墓地のシーンも好きだ」と、劇中チョンと久々に対面する場面をあげ、「印象に残ったシーンはアクションだけでない。セリフで表現することがとても楽しかった」とニコラス。 

 ドニー・イェンも取調室でニコラスに詰め寄る場面を「静かな対峙と動きのある対峙があるが、あのシーンは強烈だった。お互いにピークに達していた」とコメント。さらに、ンゴウが闇落ちするきっかけになった4年前の法廷でのシーンを振り返り、「法廷でチョンとンゴウの会話はないが、彼は私がどう検察官に答えるか見ている、そして私も彼が自分を見ているのはわかっている。会話がなくてもそこには交流が存在する」と説明。そして「私はどのように演じるかを考えた。仲間と正義のどちらかを選ばなければならない。真相を語らなければならないが、そうすると彼を傷つけてしまう」と、ンゴウの存在を感じながら、チョンの感情を演じていたことを明かし、ドニーもニコラスとの久々の共演を楽しんでいたようだ。インタビューの合間には、現場でドニー、ニコラスそしてベニー・チャン監督が和やかに話すシーンもあったという。

 ドニー・イェンとニコラス・ツェーの共演は劇中だけにとどまらず、主題歌を歌うニコラスからのオファーを快諾し、ドニーもMV撮影に参加。ギターのニコラスに対し、ドニーはピアノを演奏している。

◎映画情報
『レイジング・ファイア』
TOHOシネマズ日比谷他全国順次公開中
監督・脚本・プロデュース:ベニー・チャン
出演・アクション監督・プロデューサー:ドニー・イェン
出演:ニコラス・ツェー チン・ラン
上映時間:126分
配給:ギャガ

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