【米ビルボード・アルバム・チャート】アデル『30』5週連続No.1、ロディ・リッチ初登場4位

2021/12/28 18:23

【米ビルボード・アルバム・チャート】アデル『30』5週連続No.1、ロディ・リッチ初登場4位
【米ビルボード・アルバム・チャート】アデル『30』5週連続No.1、ロディ・リッチ初登場4位


 アデルの『30』が初登場から5週目の1位を獲得した、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。
 今週『30』が記録したユニット数は212,000で、そのうちアルバム・セールスが180,500(23%増加)、アルバム・ストリーミング(SEA)は4,063万回を記録して30,000(14%減少)、 トラックごとのユニット(TEA)は1,500(6%増加)だった。
 1位に初登場した12月4日付チャートから各週で獲得した週間ユニットは以下の通りで、20万ユニットを超えたのは今週で3回目の快挙となる。
2021年12月4日  839,000
2021年12月11日 288,000
2021年12月18日 193,000
2021年12月25日 183,000
2022年1月1日  212,000
 登場5週目の週間ユニットとしては、自身の前作『25』が2016年1月9日付チャートで記録した1,190,000以来の最高記録で、週間ユニットが3週以上20万を突破したのは、2018年7月14日、21日、28日付チャートで達成したドレイクの『スコーピオン』以来、約3年半ぶりの記録。
 今年にリリースされたアルバムのうち、非連続を含めて5週間以上1位を獲得したのは、モーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』(10週)、オリヴィア・ロドリゴの『サワー』(5週)、ドレイクの 『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(5週)の3作があり、『30』はそれに続く4作目の記録となる。
 また、今週5週目の1位をキープしたことで、アデルはBillboard 200での首位獲得総週を39週目に更新し、同39週をもつエルトン・ジョンと歴代8位タイに並んだ。上位のアーティストはザ・ビートルズ (132週)、エルヴィス・プレスリー(67週)、テイラー・スウィフト(55週)、ガース・ブルックス(52週)、マイケル・ジャクソン(51週)、キングストン・トリオ(46週)、ホイットニー・ヒューストン(46週)の7組がいる。
 続いて2位には、マイケル・ブーブレの『クリスマス』が先週の4位から再びTOP3入りした。クリスマスの盛り上がりと、現地時間12月6日に米NBCで放送された『クリスマス・イン・ザ・シティ』の効果で、週間ユニットも前週から19%増加の77,000に上昇している。
 ホリデー・アルバムは、その他にもチャーリー ブラウンの サウンドトラック『スヌーピーのメリークリスマス』が8位から6位にランクアップし、1965年のリリースから56年を経て最高位を更新した。週間ユニットは、前週から37%増加の61,000を記録している。
 本作は、チャートのルール上発売から20年以上ランクインできず、1987年にホリデー・アルバム・チャートでデビューし、2007年に最高2位を獲得。ストリーミングが集計に含まれるようになってからは、Billboard 200でも毎年この時季上位にランクインするようになり、今年の1月2日付チャートでは10位に初のTOP10入りを果たした。
 その2作に続いて、ナット・キング・コールの『ザ・クリスマス・ソング』も先週の11位から8位にTOP10入りし、今週は10作中3作ホリデー・アルバムがランクインした。週間ユニットは55,000を記録している。なお、本作の最高位は今年の1月2日付チャートで獲得した6位で、今週はその順位を上回ることができなかった。
 今週は、ホリデー・アルバム以外にもロディ・リッチの新作『Live Life Fast』が4位に、ボー・バーナムの『インサイド(ザ・ソングス)』が10位にランクインしている。
 ロディ・リッチの『Live Life Fast』は、2019年12月にリリースしたデビュー・アルバム『プリーズ・エクスキューズ・ミー・フォー・ビーイング・アンチソーシャル』から2年ぶりにリリースされた2作目のスタジオ・アルバムで、No.1に輝いたそのデビュー作に続く2作目、2作連続のTOP5入りを果たしている。
 『Live Life Fast』の初動ユニットは62,000で、そのうちアルバム・ストリーミングが57,500と全体の9割以上を占めた。週間ストリーミングは全18曲で7,651万回を記録したが、曲数からすると若干伸び悩んだ印象を受ける。アルバム・セールスはわずか3,500で、トラックごとのユニットも1,000にとどまっている。
 ボー・バーナムの『インサイド(ザ・ソングス)』は、今年5月から配信がスタートしたNetflixのミュージカル・コメディ・スペシャル『ボー・バーナムの明けても暮れても巣ごもり』のサウンドトラックで、翌6月26日付チャートで7位に自身初のTOP10入りを果たした。本作は、当初ストリーミングとデジタル・ダウンロードのみ解禁されており、パッケージの販売はなかったが、12月17日にCDとアナログ盤がリリースされたことで、今週売上が上昇。週間ユニット50,000のうち44,500がアルバム・セールスで、前週から15,220%も増加した。

Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは12月31日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『30』アデル
2位『クリスマス』マイケル・ブーブレ
3位『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』テイラー・スウィフト
4位『Live Life Fast』ロディ・リッチ
5位『サワー』オリヴィア・ロドリゴ
6位『スヌーピーのメリークリスマス』ヴィンス・ガラルディ・トリオ
7位『メリー・クリスマス』マライア・キャリー
8位『ザ・クリスマス・ソング』ナット・キング・コール
9位『ファイティング・ディーモンズ』ジュース・ワールド
10位『インサイド(ザ・ソングス)』ボー・バーナム

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