イギリス、オミクロン株感染対策のためコンサート会場やクラブでのマスク着用義務を再導入

2021/12/10 16:10

イギリス、オミクロン株感染対策のためコンサート会場やクラブでのマスク着用義務を再導入
イギリス、オミクロン株感染対策のためコンサート会場やクラブでのマスク着用義務を再導入


 現地時間2021年12月8日、ボリス・ジョンソン英首相は映画館や劇場を含む会場でマスク着用の強制を再び導入することを含む“プランB”と呼ばれる施策を実施することを発表した。ジョンソン首相は、12月10日からナイトクラブやキャパシティが500人以上のスタンディングのみの屋内会場への入場には、ワクチン接種を証明するワクチンパスポートの提示が必要になると述べ、再び在宅勤務を奨励した。

 このニュースは、イギリスでオミクロン株の感染率が急激に上昇していることを受けて発表された。現在イギリス国内で568人の感染者が確認されているが、ジョンソン首相は実際の感染者数はもっと高い可能性があると認識している。イギリスでは現在、新型コロナウイルスのワクチンのブースターもしくは3回目の接種推進を強化している。

 この2年間、不規則に起こるロックダウンに悩まされてきたコンサート業界は、今回の規制を不公正だと抗議している。

 LIVEのCEOであるグレッグ・パームリーは声明で、「プランBの導入により、新型コロナウイルスのワクチン接種を証明しなくても混雑したバーに終日入り浸ることを可能にする一方で、コンサート会場は新型コロナウイルスの認証が必要なのは不公平です」と述べた。「パンデミックで長期間閉鎖された後、(コンサート)業界が営業を継続し、政府が業界の意見を聞き入れ、新型コロナウイルスの認証に抗体キットの使用を含めたことは重要です」と続けた。

 12月8日の発表は、昨年のロックダウン中に首相官邸で行われたとされるクリスマス・パーティーをめぐって英政府内の混乱の中で行われた。パーティーの開催を軽く考えていると見えるビデオが流出したことを受け、ジョンソン首相の戦略担当者であるアレグラ・ストラットンは辞任し、複数の政治家からジョンソン首相の辞任を求める声が上がっている。

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