【米ビルボード・ソング・チャート】アデル首位キープ、ドージャ・キャット「ニード・トゥ・ノウ」TOP10入り

2021/11/02 14:15

【米ビルボード・ソング・チャート】アデル首位キープ、ドージャ・キャット「ニード・トゥ・ノウ」TOP10入り
【米ビルボード・ソング・チャート】アデル首位キープ、ドージャ・キャット「ニード・トゥ・ノウ」TOP10入り


 アデルの「イージー・オン・ミー」が2週目の首位をキープした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。
 先週、主要各チャートで様々な記録を塗り替えて1位にジャンプアップした「イージー・オン・ミー」は、売り上げが69%減少の23,100まで落ち込み、デジタル・ソング・セールス・チャートでは1位から3位に順位を下げたが、ストリーミング・ソング・チャートでは3,180万回(41%減少)を記録して同1位を、エアプレイ・チャートでも6,150万回(4%減少)と好記録を維持して4位を、それぞれキープした。
 前週と比較すると数字は大きく減少しているが、週間チャートの平均値からみるといずれも高く、特にエアプレイは登場2週目としては異例の記録を打ち出している。先週のエアプレイ・チャートでは、全フォーマットによるランキングに改正された1998年12月以降、初登場の順位としては歴代最高位となる4位にデビューした。
 アデルは、これで首位を獲得した5曲全てが2週以上1位を記録し、首位獲得総週を累計26週目(約6か月)に更新した。
7週「ローリング・イン・ザ・ディープ」(2011年)
5週「サムワン・ライク・ユー」 (2011年)
2週「セット・ファイヤー・トゥ・ザ・レイン」 (2012年)
10週「ハロー」 (2015年)
2週「イージー・オン・ミー」(2021年)
 「ローリング・イン・ザ・ディープ」が初めて1位を獲得した2011年5月21日付チャート以降、約10年半での記録としては、ドレイク(52週)、ジャスティン・ビーバー(32週)に次ぐ3番目、女性アーティストではリアーナと並びトップに立った。なお、リアーナは2011年5月以前にも首位を獲得したタイトルがあり、総週は現在までに60週を記録している。
 続いて2位は、先週に続きザ・キッド・ラロイ&ジャスティン・ビーバーの「ステイ」がキープ。エアプレイ・チャートでは、9,080万回(1%増加)を記録して7週目の首位を獲得した。同時に、ポップ・エアプレイ・チャートでも10週目の1位をキープして、ポスト・マローンの「サークルズ」(2019年11月から2020年2月)以来約1年半ぶりに2桁の首位獲得週を記録した。同チャートの集計がスタートした1992年10月以降で10週以上を記録したのは、「ステイ」が通算15曲目となる。
 先週3位にダウンしたリル・ナズ・X&ジャック・ハーロウの「インダストリー・ベイビー」は、今週も同位をキープ。R&B/ヒップホップ・ソング・チャート、ラップ・ソング・チャートではそれぞれ10週目の1位を獲得した。 ウォーカー・ヘイズの「ファンシー・ライク」も4位を維持し、カントリー・ソング・チャートでは首位獲得週を16週目に更新している。
 今週5位をキープしたエド・シーランの「バッド・ハビッツ」と、7位に上昇した新曲「シヴァーズ」は、両曲が収録された新作『=(イコールズ)』が次週のアルバム・チャート“Billboard 200”で上位デビューが予想されるため、アルバムのリリース効果により上昇する可能性が高い。なお、本国UKシングル・チャートではどちらも1位を獲得している。
 先週の11位から9位にTOP10入りしたのは、ドージャ・キャットの「ニード・トゥ・ノウ」。1,320万回(2%減少)を記録して、ストリーミング・チャートでも10位にTOP10をキープし、4,410万回(14%増加)を記録してエアプレイ・チャートでは14位から12位に上昇した。
 同曲は、今年の6月にリリースしたアルバム『プラネット・ハー』から3曲目にカットしたシングルで、7月に最高3位をマークした1stシングル「キス・ミー・モアfeat.シザ」に続く、アルバムから2曲目のTOP10タイトルを獲得した。その他、自身初のNo.1に輝いたニッキー・ミナージュとのコラボレーション「セイ・ソー」(2020年)、リミックスのゲストとして参加したアリアナ・グランデの「34+35 feat.ドージャ・キャット&メーガン・ザ・スタリオン」(2021年 / 2位)の2曲がTOP10入りしていて、「ニード・トゥ・ノウ」は4曲目のランクインとなる。
 「ニード・トゥ・ノウ」のヒットもあり、『プラネット・ハー』は今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で7位から3位にTOP3復帰している。アルバムからは、2曲目のシングル「ユー・ライトwithザ・ウィークエンド」も最高11位をマーク、10月にカットした最新シングル「ウーマン」も62位まで上昇した。
 先週の8位から10位に順位を下げたが、デュア・リパの「レヴィテイティング」は今週でTOP10滞在記録を41週目に更新した。41週は歴代2位の記録で、1位は57週を記録したザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」。どちらも2021年に記録を更新している。

Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは11月5日以降掲載予定となります。
◎【Hot 100】トップ10
1位「イージー・オン・ミー」アデル
2位「ステイ」ザ・キッド・ラロイ&ジャスティン・ビーバー
3位「インダストリー・ベイビー」リル・ナズ・X&ジャック・ハーロウ
4位「ファンシー・ライク」ウォーカー・ヘイズ
5位「バッド・ハビッツ」エド・シーラン
6位「Way 2 Sexy」ドレイクfeat.フューチャー&ヤング・サグ
7位「シヴァーズ」エド・シーラン
8位「good 4 u」オリヴィア・ロドリゴ
9位「ニード・トゥ・ノウ」ドージャ・キャット
10位「レヴィテイティング」デュア・リパ

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