ビヨンセ、新曲「Be Alive」が映画『ドリームプラン』の予告編に起用
ビヨンセ、新曲「Be Alive」が映画『ドリームプラン』の予告編に起用

 ワーナー・ブラザーズ映画が、ビヨンセの新曲「Be Alive」を起用した、近日公開予定の映画『ドリームプラン』(原題『King Richard』)の最新予告編を公開した。

 この伝記映画の主演を務めるのはウィル・スミスで、天才テニス・プレイヤーのヴィーナス・ウィリアムズとセリーナ・ウィリアムズ姉妹(サナイヤ・シドニーとデモ・シングルトンがそれぞれ演じる)の父親でテニス経験ゼロのコーチ役を演じる。最新の予告編では、ウィル・スミス演じるリチャード・ウィリアムズが、テニス・クラブに娘たちを受け入れてもらおうとするシーンが登場する。困難に直面しても、リチャードはアーンジャニュー・エリス演じる妻のオーラセン・“ブランディ”・ウィリアムズに「私たちは、ただ計画を実行するだけだ。この家にはチャンピオンがいるんだから」と言う。

 娘たちのキャリアを管理し、その才能をゆるぎなくサポートする彼の方法は事あるごとに反感を買うが、予告編の終盤で、ヴィーナスが負けると予想される相手と対戦するシーンで、ビヨンセの新曲「Be Alive」が流れ、ヴィーナスは予想を覆し勝利する。

 ウィリアムズ姉妹とウィル・スミスは、Twitterでこの予告編を公開した。映像が始まる前に、セリーナは「お見逃しなく」と述べ、ヴィーナスは「彼女が言ったこと」と付け加えた。

 『ドリームプラン』(原題『King Richard』)は、11月19日に米劇場およびHBO Maxで公開される。同作品は先月開催された【テルライド映画祭】でプレミア上映され、11月14日に米ハリウッドのTCLチャイニーズ・シアターで【AFI映画祭】のクロージング作品として上映される。本作品にはトニー・ゴールドウィン、ジョン・バーンサル、アンディ・ビーン、ケヴィン・ダン、クレイグ・テイトらが出演している。

 米ハリウッド・リポーターのステファン・ファーバーは本作品のレビューで、「(ウィル・)スミスは、リチャードのフラストレーション、鬱積した不満、そして家族への誠実な愛情を織り交ぜた序盤のシーンで最高の演技をしている」と評した。