松本伊代、「センチメンタル・ジャーニー」40周年Ver.配信開始
松本伊代、「センチメンタル・ジャーニー」40周年Ver.配信開始

 松本伊代が、「センチメンタル・ジャーニー(40th Anniversary Version)」の配信を開始した。

 30年ぶりの全曲ニューレコーディングによるアルバムとなる40周年アルバムのタイトルは、『トレジャー・ヴォイス [40th Anniversary Song Book] ~Dedicated to Kyohei Tsutsumi』。

 デビュー曲「センチメンタル・ジャーニー」をはじめ、松本伊代に数々の名曲を提供した筒美京平が、“はっきり言って美声ではないが、実にユニークな響きのある声、ちょっと甘えっぽく、少年的でもある伊代さんの声が私は大好きです。『真夏の出来事』を唄った平山三紀の低くブツブツ切れる様な声、少年時代の郷ひろみの妙に鼻に抜ける声と共に私の好きな三大ヴォイスのひとつです。”(2004年発売『松本伊代BOX』ライナーより抜粋)とメッセージを寄せていることにちなんだネーミングとなっている。

 収録曲は、すべて筒美京平作品で構成。自身のオリジナル曲からは「センチメンタル・ジャーニー」「ラブ・ミー・テンダー」「虹色のファンタジー」「ビリーヴ」「ポニーテイルは結ばない」の5曲をセルフリメイク。演奏はオリジナルの音源を使用し、すべてニューボーカルで録音を行った。

 また、筒美への敬意を込めて、「くれないホテル」(オリジナル:西田佐知子)、「真夏の出来事」(オリジナル:平山三紀)、「あなたがいたから僕がいた」(オリジナル:郷ひろみ)、「シンデレラ・ハネムーン」(オリジナル:岩崎宏美)のカバー4曲を収録。いずれも、松本の“トレジャー・ヴォイス”を活かした歌唱となっている。

 さらに、新曲「イエスタデイ・ワンス・モア」も特別に収録。この曲は、1975年頃、ビクターのディレクターが預かった未使用のメロディで、たまたまリリースの機会を逃していたもの。松本伊代の40周年記念曲として、この度、レコーディングを行うこととなった。

 この新曲とカバー4曲の編曲を担当したのは、4月に国際フォーラムで開催された筒美京平トリビュートコンサートの総指揮を務めた船山基紀。筒美京平メロディを知り尽くしたアレンジャーの力強いサポートを得て、アルバムの仕上がりが楽しみな内容となっている。

◎松本伊代 コメント
 伊代はまだ 16だから――。自分の名前が織り込まれている湯川先生の詞を初めて見た時はびっくりして“私に歌えるかしら”と不安だった「センチメンタル・ジャーニー」。ところが!京平先生のメロディに乗せて歌い始めたら、すぐに気恥ずかしさは消えて大好きな歌になりました。
 それから40年。私の代名詞ともいえる大切な歌を、40年分の感謝を込めて歌い直しました。12月にリリースするアルバムからの先行配信です。YouTubeの映像と合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。

◎配信情報
「センチメンタル・ジャーニー(40th Anniversary Version)」
2021/10/21 RELEASE

◎リリース情報
アルバム『トレジャー・ヴォイス [40th Anniversary Song Book] ~Dedicated to Kyohei Tsutsumi』
2021/12/22 RELEASE
<生産限定盤(CD+DVD)>
VIZL-1981 7,700円(tax in.)
<通常盤(CD)>
VICL-65599 3,300円(tax in.)