ケイティ・ペリー、「ティーンエイジ・ドリーム」が米国の学校で多発する銃乱射事件の啓発動画に起用

2021/09/14 18:10

ケイティ・ペリー、「ティーンエイジ・ドリーム」が米国の学校で多発する銃乱射事件の啓発動画に起用
ケイティ・ペリー、「ティーンエイジ・ドリーム」が米国の学校で多発する銃乱射事件の啓発動画に起用


 米国で多発する学校での銃乱射事件についての認識を高めるために制作された、ケイティ・ペリーが2010年にリリースしたヒット曲「ティーンエイジ・ドリーム」の歌詞が重く響く公共広告が2021年9月13日に公開された。
 この広告は、米非営利団体サンディフック・プロミスによるもので、実際に起きた銃乱射事件の生存者たちが出演している。サンディフック・プロミスは、米コネチカット州ニュータウンで2012年12月14日に起きたサンディフック小学校銃乱射事件で愛する人を亡くした遺族によって設立されたNPOだ。この事件では、20人の児童と6人の教師が死亡した。
 公開された2分31秒の映像では、過去10年間に全米各地の学校で起きた銃乱射事件の生存者である複数のティーンエイジャーが、成長の喜びを歌ったケイティのオリジナルの軽快な歌詞を粛々と朗読しており、銃による暴力が彼らからそれを奪ったことを視聴者に痛感させる。出演している若者たちは、オハイオ州のチャードン高校(2012年)、米カリフォルニア州サンバーナーディーノのノースパーク小学校(2017年)、ワシントン州ロックフォードのフリーマン高校(2017年)、ケンタッキー州ドラフェンビルのマーシャル・カウンティ高校(2018年)、テキサス州のサンタフェ高校(2018年)、フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校(2018年)、カリフォルニア州サンタクラリタのソーガス高校(2019年)でそれぞれ起きた事件の生存者だ。
 この広告を公開した際にサンディフック・プロミスは、銃による暴力に関連したデリケートな内容が含まれており、刺激となる可能性があることを警告しつつ、「#TheTeenageDream(10代の夢)はかつてのようにはいきません。ケイティ・ペリーの楽曲“ティーンエイジ・ドリーム”の新バージョンである私たちのPSAをご覧ください」とツイートしている。
 公式サイトの“ティーンエイジ・ドリーム”ページによると、このNPOは“Know the Signs”プログラムによる情報発信や、学校や銃の安全に関する超党派の法律制定を通じ、“学校での銃乱射事件をなくし、暴力を防止する文化的変化を生み出す”ことを目指している。
 ケイティはTwitterに、「あまりにも多くの子供たちの“10代の夢”が学校での銃乱射事件によって破壊されています。銃による暴力は大人になっていく過程の一環であってはなりません」と綴り、この動画をシェアしている。
 ケイティの「ティーンエイジ・ドリーム」は、2010年の同名アルバムの2ndシングルとしてリリースされた。【グラミー賞】にノミネートされ、マルチ・プラチナを記録、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でも1位を獲得している。

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