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R.E.M.のマイケル・スタイプとマイク・ミルズが、出身地である米ジョージア州アセンズの公衆衛生キャンペーンに参加し、地元の人々に新型コロナウイルスのワクチン接種を呼びかけている。
収録された2種のスポットのうちのひとつでスタイプは、「新型コロナウイルスの感染者数が増え続け、“我々が知っている世界が終わる”(It’s the end of the world as we know it)かのように思えるかもしれませんが、友人や愛する人たちの健康を守るために、私たちにできることがあります。新型コロナウイルスのワクチンは安全で、簡単に接種でき、重症化や死から守ってくれます」と語っており、「私は接種しました。そして自分と周りの人を守るためにできることをした今、まあ、私は元気です(I feel fine)」と、笑いながら1987年の大ヒット曲の歌詞を織り交ぜつつ語っている。
もうひとつのスポットでは、「アセンズは歴史的に、教育、素晴らしい音楽、そして芸術に関してジョージア州をリードしてきました。地域社会として、新型コロナウイルスのワクチンを接種することで、先頭に立つことができます」と接種を呼びかけている。
ミルズは、「アセンズが特別な街であることは皆知っていますよね。何世代にもわたり、アーティストやクリエイティブな人たちを育ててきました。今こそ、私たちが愛する街に恩返しをする番です。私はワクチンを接種しました。皆さんも接種してください」と呼びかけている。
米南部に位置するジョージア州では、ワクチン接種に対する抵抗感が根強く、新規感染者が増加している。州公衆衛生局によると、9月1日の新規感染者はアセンズ・クラーク郡で110人、ジャクソン郡で45人、オコニー郡で15人が報告されているほか、ジョージア大学では8月23日から29日にかけて457人の陽性が確認されている。
スタイプとミルズのメッセージは、ジョージア大学の公式サイトで聞くことができる。
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