アリアナ・グランデ、ワクチン接種を呼びかける長文メッセージ投稿
アリアナ・グランデ、ワクチン接種を呼びかける長文メッセージ投稿

 現地時間2021年8月1日、アリアナ・グランデが黒いマスクをしたセルフィーを自身のインスタグラムに投稿し、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けるようファンに呼びかける長文メッセージを公開した。

 「ワクチン接種済み&マスク着用中」と前置きしたアリアナは、「これは接種対象者の皆さんにワクチン接種を行うよう穏やかにお願いする投稿です。これ(新型コロナ)はまだ収束していません。皆さんのことを気にかけていて、(ワクチン接種の)決断をするのを躊躇している、または興味を持っている人々を可能であれば助けたいと思っているので、ここでいくつかの情報を共有します」と続けた。現在、全米では12歳以上であれば誰でも新型コロナウイルスの接種が受けられる。

 アリアナは「デルタ株は比較的新しく、データが常に更新されているので、皆さんが各自で確認できるよういくつかソースを共有しますが、今のところ従来のウイルスに比べ、より簡単に拡散されることがわかっています。またワクチン接種を受けていない人々の間、そしてワクチン接種率が低い地域で主に感染が広がっています!」と綴り、「もちろんワクチン接種を受けていても感染する場合はありますが、ワクチンは重症化、入院、そして死から自分を守る手助けをしてくれます。私が思うにこれらから守られるというのはいいことです。もしすでにCOVID-19に感染して体調を崩した場合でも、ワクチン接種を受けるべきです!」と説明した。

 いくつかの医療関係のインスタグラム・アカウントをフォローすることを提案したアリアナは、「ネット上で拡散されている新型コロナにまつわる都市伝説」について正しい知識を得るためにジョンズ・ホプキンス・メディスンのウェブサイトを訪れることも促した。

 彼女は、これらの情報が「なぜワクチン接種を受けることが重要なのか自身で再確認する」手助けになることを望んでおり、「(あなたの行動が)1つ、または2つの命を救うかもしれません」と投稿を締めくくった。

 米国疾病予防管理センター(CDC)によると、アメリカ国内では現在までに61万人が亡くなっている。また、現時点でワクチン接種を終えているのは全国民の49.6%となる1.64億人で、1回目の接種を受けているのは57.7%となる1.91億人となっている。