デュア・リパ、マシュー・ヴォーン監督の最新スパイ映画『Argylle』で俳優デビュー
デュア・リパ、マシュー・ヴォーン監督の最新スパイ映画『Argylle』で俳優デビュー

 デュア・リパが、豪華スターが多数出演するマシュー・ヴォーン監督の最新スパイ映画『Argylle』で俳優デビューを飾ることが発表された。

 今作には、ヘンリー・カヴィル、サム・ロックウェル、ブライス・ダラス・ハワード、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソン、そしてデュアが出演する予定で、彼女は映画のタイトル・トラックとスコアにオリジナル曲も提供する。

 近々発売予定の作家エリー・コンウェイによるスパイ・スリラー小説『Argylle』が原作となった映画は、世界一のスパイであるArgylleが世界を股にかけた冒険に巻き込まれる姿を追う。アメリカ、英ロンドン、そして世界各国で撮影が予定されている映画は、今年8月にヨーロッパでクランクインする予定だ。マシュー・ヴォーン監督の制作会社Marvがプロデュースを務め、最低でも映画3作の製作が予定されているフランチャイズの第1作目となっている。

 ジェイソン・フュークス(『ワンダーウーマン』『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』)の脚本をもとに、『キングスマン』や『キック・アス』シリーズで知られるヴォーンが監督し、Marvとフュークスに加え、ヴォーン監督と頻繁にコラボしているアダム・ボーリング とデイヴィッド・リードがプロデュースを担当する。エグゼクティブ・プロデューサーには、ジギー・カマサ、カルロス・ペレス、クラウディア・ヴォーン、アダム・フィッシュバックが名を連ねている。

 ヴォーン監督は、「初期の草稿を読んだ時、イアン・フレミングによる50年代の小説以来となる素晴らしいオリジナリティー溢れるスパイ・フランチャイズだと感じました」と述べ、「今作はスパイがテーマとなったジャンルを改革するでしょう」と意気込みを語っている。

 MarvのCEOであるジギー・カマサは、「世界的なパンデミックが始まってから4作目、そのうち最も大規模な長編映画の制作を開始することを嬉しく思っています。これは映画制作活動の拡大を行おうとする私たちの試みと映画“キングスマン”シリーズの枠を超えて新しいフランチャイズを生み出すことを続けようとする野心の表れです」と述べている。