ホールジー、トレント・レズナー&アッティカス・ロスが手がけた最新ALから新曲の一部を公開
ホールジー、トレント・レズナー&アッティカス・ロスが手がけた最新ALから新曲の一部を公開

 現地時間2021年6月27日、ホールジーが4thスタジオ・アルバム『If I Can't Have Love, I Want Power』のプロデュースを【アカデミー賞】と【グラミー賞】の両方を受賞したナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとアッティカス・ロスが務めたことを発表した。

 米ロサンゼルスに掲示された看板によって明らかになったもので、ホールジーのインスタグラムには黒の背景にうっすらと白い文字でアルバム・タイトルが書かれたこの看板の映像が公開されている。映像には、ナイン・インチ・ネイルズを彷彿させるエフェクトのかかったギター音と不気味なベース音に合わせてホールジーが歌う、タイトル未定の新曲の音源の一部が使用されている。

 現段階では、このシングルの曲名や、アルバムのリリース日についての情報は発表されていない。ちなみに、ホールジーは今年1月に妊娠を発表し、脚本家のアレヴ・エイディンとの間に第一子を授かったことを明かしている。

 ホールジーがトレント・レズナーとアッティカス・ロスとコラボレーションすることは唐突のように思えるかもしれないが、6月12日に彼女がインスタグラムに掲載した写真の中にはナイン・インチ・ネイルズのTシャツをお腹にかけた写真も含まれていた。

 ホールジーはこれまでポップ路線を貫いてきたが、2019年にリリースしたヤングブラッドとトラヴィス・バーカーとの「11 Minutes」、マシン・ガン・ケリーとコラボした2020年の「Forget Me Too」、またブリング・ミー・ザ・ホライズンとも数曲で共演し、ここ最近ロックを中心としたジャンルにも手を広げている。

 一方、トレント・レズナーもキャリアを通じてマリリン・マンソンやデヴィッド・ボウイからソール・ウィリアムズ、そして妻のマリクィーン・マンディグまで、数多くのアーティストとのコラボレーションをしてきた。しかし、過去10年間で最も頻繁にコラボレーションをしているのは、ナイン・インチ・ネイルズのアッティカス・ロスで、『ソーシャル・ネットワーク』、『ウォッチメン』、『マンク』など、数々の賞を受賞した映画やテレビ音楽を手掛けている。