アレサ・フランクリンの栄光と苦難の道を辿る『ジーニアス:アレサ』放送 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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アレサ・フランクリンの栄光と苦難の道を辿る『ジーニアス:アレサ』放送

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アレサ・フランクリンの栄光と苦難の道を辿る『ジーニアス:アレサ』放送

アレサ・フランクリンの栄光と苦難の道を辿る『ジーニアス:アレサ』放送


 アンソロジーシリーズ『ジーニアス』の第3弾『ジーニアス:アレサ』が6月29日22時からナショナル ジオグラフィックで日本初放送される。

 「ソウルの女王」と称され、2018年に逝去したアレサ・フランクリンの栄光と苦難の道を辿る同作。50年以上のキャリアで【グラミー賞】【アメリカン・ミュージック・アワード】など数々の音楽賞を受賞したアレサは、ソウルミュージックをメジャーなジャンルへと押し上げた立役者であり、人権活動家として公民権運動やウーマンリブ運動にも深く関わった。番組では、牧師だった父の後押しでゴスペルを歌い始めた12歳の頃、アトランティックレコードへ移籍してソウルシンガーへの道を歩むようになった60年代半ば、時代の寵児として注目され公民権運動にも携わった60年代末、アルバム『ヤング・ギフティッド・アンド・ブラック』を発表した70年代初頭ディスコブームに押されてキャリアが低迷した70年代後半、アリスタレコードの社長クライヴ・デイヴィスの助力で再起を賭けた80年代半ば、差別を経験して育ったアフリカ系アメリカ人の女性として揺るぎない信念を持ち、自らも社会運動に深く関わっていく姿など、重要なターニングポイントとなった時代に焦点を絞り、アレサの軌跡を全8話で描く。
 
 『ハリエット』のシンシア・エリヴォが主人公アレサ・フランクリン役、舞台劇『ラッキー・ガイ』のコートニー・B・ヴァンスがアレサの父親でフランクリン家の大黒柱である C・L・フランクリン役を演じる。アレサ・フランクリンの吹き替えを坂本真綾、C・L・フランクリンの吹き替えを山路和弘が担当する。

 また、松尾潔、UA、Nao Yoshioka、PUNPEE、SARASAが、アレサ・フランクリンへの想いを語るミニ番組『THINK アレサ』に出演する。6月25日正午からナショナル ジオグラフィック公式YouTubeチャンネルで順次配信。

◎坂本真綾 コメント
神から与えられた音楽という翼で、アレサ・フランクリンは惜しみなく私たちに愛をわけてくれた。そのことが伝わってくるドラマです。
アレサ役のシンシア・エリヴォさんの表情や、セリフではない沈黙の部分で語る演技が素晴らしく、その存在感に引っ張られて私も新しい扉を開くことができました。
多くの方にご覧いただき、アレサの魂に触れてほしいと思います。

◎山路和弘 コメント
若い頃、ほんとに若い頃。BLACKな声に強く惹かれてた。
ゴスペル、黒人霊歌、福音歌、詳しい成立ちは知らぬが耳にする度、鳥肌。
真似て無理して嗄れ声を出し…。今思えば我が悪声の原因。
アレサ・フランクリンの歌はどうしようも無く涙が溢れてくる。
この作品に関われただけで光栄だ。
父親 C・L・フランクリン、か。「私がお前を守ってやる」うん。いい父だ…ん?あれ?なに?!…お楽しみに。

◎シンシア・エリヴォ コメント
・「ソウルの女王」とも呼ばれる偉大な女性を演じることにプレッシャーはありませんでしたか?
確かに、彼女ほどの有名人を演じるのは大きなプレッシャーでした。なにしろ、世界中の誰もがアレサのことを知っているし、みんなそれぞれに違ったアレサのイメージを持っていますよね。これはとても大きな責任を伴う任務であり、まるで高い山の頂上を目指すようなものでした。一歩ずつ確実に登っていくよう努力するしかないのだけれど、途中で頂上を見上げると不可能なことのようにも感じられた。それでも絶対に登り切らなくてはと思えたのは、この物語を最大限の真実味をもって多くの人々へ伝えることが出来れば、きっと天国のアレサも喜んでくれるだろうと思ったから。アレサに誇らしく思ってもらいたい。それが私にとって最大のモチベーションでした。だから、芝居や音楽のパフォーマンスはもちろんのこと、ヘアメイクやタイムラインの正確性にまで細かく気を配りました。この時代になぜこの音楽やこのスタイルを選んだのかという事実には、その時アレサが何を感じて何を表現したかったのかが如実に表れているからです。私たちは単に彼女の半生を物語として描くのではなく、アレサ・フランクリンという人物の全てに対して敬意を表したかった。いずれにしても、他人の評価を気にしていては仕事に集中することは出来ません。とにかく、可能な限り最善の努力をして、その結果を視聴者のみなさんが受け入れてくれるよう願うしかないと思って演じました。

・アレサの人生はまさに山あり谷ありで、当時は黒人に不可能だと思われていたような成功を掴んだわけですが、そんな彼女の人生を通じて視聴者に何を感じて欲しいですか?
このシリーズで、非凡な才能を持った黒人の女性を取り上げるのは今回が初めてのことです。そうした観点から黒人女性にスポットを当てるわけですから、やはりまずは「天才」に肌の色も性別も関係がないことを知って欲しいですね。でも私がみなさんに一番感じて欲しいのは、私たちの誰もが人生の経験を通して最良の自分になれるということ。みんなそれぞれが、違った才能や技術を持った特別な存在なんです。その中でも、黒人女性はしばしば過小評価されがちだと思います。この番組がアレサの偉大な功績を伝えるだけではなく、黒人女性が持つ可能性や黒人女性が直面する苦
難について、理解を広めるための役に立って欲しいと思いますね。

・一般的に歴史というのは白人男性の視点から語られることが多いと思いますが、このような番組が黒人女性の歴史にも光を当てることになると思いますか?
そうですね、私たち黒人女性が自分自身の手でこうした物語を伝えることで、歴史における私たちの足跡を知らしめることが出来ると思いますし、それが引いてはアフリカ系アメリカ人の歴史を紹介することに繋がると思います。このような機会がもっと増えて欲しいですよね。この番組で注目すべきは、プロデューサーにも監督にも、そしてスタッフにもキャストにも、大勢の黒人女性が携わっていることです。そこには特別な意味があると思います。

https://www.youtube.com/watch?v=w4dlLjNgAfk

(C)National Geographic


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