<ライブレポート>円神、記念すべき1周年ライブ【~First CIRCLE~】で早くも新曲2曲を披露
<ライブレポート>円神、記念すべき1周年ライブ【~First CIRCLE~】で早くも新曲2曲を披露

 『PRODUCE 101 JAPAN』の元練習生9名による円神が結成1周年を記念して初のワンマンライブ【円神 Anniversary LIVE ~First CIRCLE~】を2021年6月15日に開催した。本レポートは18:30よりスタートした二部の模様をお伝えする。

 デビュー両A面シングルから「ENJIN」でライブがスタートし、出だしから9人のダンスとコーラスワークが輝いた。「KOTONOHA」、「Dressing is a way of life」と、曲ごとにクールからポップに、そしてキュートな表情へコロコロと変え、ボーイズグループらしく二面も三面性も表現した。「遂にこの日がやってきました!」と喜びを見せる9人は、一息ついて目の前のMU3E(円神のファンの愛称)、そして画面の向こうのMU3Eへ挨拶。「6月15日、最高に盛り上がりましょう」(草地稜之)、「盛り上がる準備はできてますか?」(宮里ソル)、「今日は最高の思い出を作ろう!」(山田恭)、「今日も笑顔で行っクマー!」(澤歩哉)、「最後まで楽しい日にしましょう!」(A.rik)、「テンションやばくない!?」(中谷日向)、「今日は俺がお前らを幸せにしてやる」(中本大賀)、「皆さん、今日は全員幸せにします」(瀧澤翼)、「最後の最後まで盛り上がっていきましょう!」(中林登生)と、短いながらも気合いが感じられた。

 昨年12月に開催された円神のデビュー・ステージ『nonagon~始まりの音~』から、「To The Light」、「Gunshot!!」、「Perfect Step」と俳優としての魅力が光る3曲が続く。ここからファンと一緒に○×ゲームをプレイ。年上チームと年下チームに分かれて、出されたお題に対して、ファンの意見と合ったチームが勝利というルールだが、ここで6月17日に23歳の誕生日を迎える草地を一足早く祝うサプライズがあり、予想外の出来事に草地の目には涙が。そんな草地が罰ゲームを受けることになり、全力でモモンガの真似をして、観客の笑いを誘った。
 
 瀧澤、中林、中谷、A.rik、山田の5人によるダンスパートで視線をくぎ付けにした円神は、コミカルな「ワンタイムショータイムパーティー☆」で会場をヒートアップ。リズミカルなイントロが印象的なハッピーチューン「Go To Happy Ending!」から、打って変わって情熱的なアカペラで始まった彼らの決意を込めたナンバー「We Go」、そして彼らの大切なデビュー曲で隠せない恋心を打ち明けるラブソング「Say Your Name」で本編を締めた。

 一度ステージを降りたものの、アンコールを求める拍手に応えるように、9人は再び登場。8月4日に発売が決定したニュー・シングルより、BTSの新曲「Butter」のコレオグラフィーにも参加したGANMIが振り付けしたという新曲2曲が早くも披露され、ファンを喜ばせた。「Peace Summer」ではピースサインが所々に散りばめられ、「皆さんと過ごした時間は宝物です」というメッセージとともに始まった、打ち込みビートがどこか残暑を感じさせる「TREASURE」ではタオルを振り回して、これからの夏を盛り上げていく期待でいっぱいにさせた。会場を盛り上げたところで、MU3Eと一緒に記念撮影。記念すべき1周年に忘れられない思い出をファンと作った円神は、Wアンコールで「ENJIN」を再びパフォーマンスし、「今後も9人をどうかお願いします! 本日は本当に本当に本当に本当に、ありがとうございました!」と挨拶して、名残惜しそうにステージを後にした。なお、【円神 Anniversary LIVE ~First CIRCLE~】の模様は7月24日午後7時30分より、TBSチャンネル1で放送される。

Text by Mariko Ikitake
Photos by 上飯坂一

◎【円神 Anniversary LIVE ~First CIRCLE~】セットリスト
※2021年6月15日(火)二部公演
1. ENJIN
2. KOTONOHA
3. Dressing is a way of life
4. To The Light
5. Gunshot!!
6. Perfect Step
7. ワンタイムショータイムパーティー☆
8. Go To Happy Ending!
9. We Go
10. Say Your Name
<アンコール>
1. Peace Summer
2. TREASURE
<Wアンコール>
1. ENJIN