エイサップ・ロッキー、恋人リアーナのサポートに感謝「本当に恵まれている」
エイサップ・ロッキー、恋人リアーナのサポートに感謝「本当に恵まれている」

 現地時間2021年6月14日、エイサップ・ロッキーが2019年にスウェーデン当局によって拘留されていた約1か月間についてのドキュメンタリー映画『Stockholm Syndrome』のプレミアが米NYにて開催された。その際、レッド・カーペットで取材に応じたエイサップ・ロッキーが、恋人リアーナからのサポートに“本当に恵まれている”とコメントしている。

 米情報番組『エンターテイメント・トゥナイト』(ET)とのインタビューで、ドキュメンタリー制作にあたって、リアーナからのサポートについて問われたエイサップ・ロッキーは、「人生においてそういったサポートがあることの重要性」を強調すると、「アメイジングで、本当に本当に恵まれている、マジで」と付け加えている。ドキュメンタリーには、リアーナも出演している。二人は、エイサップ・ロッキーが2013年に公開した「Fashion Killa」のMVでも共演していた。

 エイサップ・ロッキーは、米GQ誌の6月/7月号の巻頭インタビューで、リアーナとの交際を認めたばかりで、記事内で彼女のことを“最愛の人”だと話し、“俺のレディ”などと呼んでいた。彼は当時「かけがえのない人を得るのは最高です。彼女は、おそらく他の100万人分の価値があると思います……その時が来れば、わかると思います。彼女が運命の人であることが」と述べていた。

 『Stockholm Syndrome』は、2019年6月末にエイサップ・ロッキーと彼の関係者が、ストックホルムで現地男性2名につきまとわれたことから喧嘩へ発展し、1か月に及び勾留された事件が題材となっている。これが発端となり、エイサップ・ロッキーのアーティスト仲間たちは、彼の解放を訴える#FreeRocky運動を行った。ドキュメンタリーには、この運動に参加したタイラー・ザ・クリエイター、キム・カーダシアン、ナオミ・キャンベルなどもカメオ出演している。その後3日間に及ぶ裁判で有罪になったエイサップ・ロッキーは、条件付きの判決を受けて釈放された。

 ETの取材で、エイサップ・ロッキーは、「ドキュメンタリーを制作するというのは、脆さをさらけ出すということだと思う。今作は、正直さ、オーセンティックさ、純粋さを見せている」と話し、「愚痴をこぼしたり、哀れんでもらったらり、被害者のように見せかけない方法で自分の物語を語りたかったんだ」と彼は説明している。