松田聖子、「時間の国のアリス」MVで一人8役に挑戦
松田聖子、「時間の国のアリス」MVで一人8役に挑戦

 松田聖子の2021年第2弾配信シングル「時間の国のアリス ~Alice in the world of time~」が配信スタートした。

 本曲は、作詞に松本隆、作曲に呉田軽穂(松任谷由実)、編曲に大村雅朗という、松田聖子史に欠かせない存在である3人が参画し、1984年にリリースされた「時間の国のアリス」のセルフカバーだ。印象的なイントロでコンサートに欠かせない定番の人気曲でもある。

 松田は「アリスは、私にとって青春時代であるキラキラした80年代の楽曲なので、その年代を思い出すことができる、ドキドキワクワクするような仕上がりになったらいいなと思いました。80年代からずっとアリスを聴いてくださっている方にも、初めてお聴きになる方にも、この楽曲の素晴らしさを感じていただけたら嬉しいです。」とコメント。聴く者をファンタジーの世界に誘うような遊び心あるシンセやコーラスワーク、そしてギターソロなど、オリジナルと違いを楽しめるアレンジが随所に施されている。

 2021年の第1弾配信シングル「青い珊瑚礁 ~Blue Lagoon~」はミュージックビデオが公開から4日間で100万回再生を突破。40年ぶりの聖子ちゃんカットが話題となり、SNSなどでは「可愛い!」、「永遠のアイドル!」など称賛の声が相次いだ。今回公開されたMVは、オリジナル楽曲がリリースされた80年代の空気感の中、ファンタジックな歌詞や楽曲世界を楽しめる作品にしたいというコンセプトのもと、松田本人が主演・監督を務めた。カラフルに彩られた5人の松田聖子が横並びでバンド演奏し、さらにコーラスまで自身のパフォーマンスで演じている。松田は演奏シーンの撮影に向けて、歌唱とダンスに加えて、ギター、ベース、キーボード、ドラムス全ての楽器演奏の練習を重ねて撮影に臨んだ。そして、スタイリングとヘアメイクは、各楽器のキャラクターに合わせたカラーコントラストで彩られており、細部に至るまで、松田聖子のこだわりのディレクションが施されている。

◎リリース情報
「時間の国のアリス ~Alice in the world of time~」
2021/6/2 DIGITAL RELEASE