【米ビルボード・ソング・チャート】オリヴィア・ロドリゴ「good 4 u」初登場1位、J.コールTOP10に4曲送り込む 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・ソング・チャート】オリヴィア・ロドリゴ「good 4 u」初登場1位、J.コールTOP10に4曲送り込む

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【米ビルボード・ソング・チャート】オリヴィア・ロドリゴ「good 4 u」初登場1位、J.コールTOP10に4曲送り込む

【米ビルボード・ソング・チャート】オリヴィア・ロドリゴ「good 4 u」初登場1位、J.コールTOP10に4曲送り込む


 オリヴィア・ロドリゴの新曲「good 4 u」が1位に初登場した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 5月21日にリリースされた「good 4 u」は、オリヴィア・ロドリゴのデビュー・アルバム『サワー』の3rdシングルで、2021年1月23日から3月13日付チャートの計8週を記録した1stシングル「drivers license」に続く、自身2曲目の首位を獲得した。TOP10には、4月17日付チャートで8位にデビューした「deja vu」を含む3曲目のランクインで、デビュー曲から3曲連続でTOP10に初登場するという史上初の記録も打ち立てた。

 デビュー・アルバムから2曲が初登場1位を獲得したのもオリヴィアが初の快挙で、アルバムがチャートインする前に2曲が初登場1位を獲得したのは、ドレイクの『スコーピオン』(2018年7月)に続く史上2作目となる。初登場1位獲得曲が2曲含まれるアルバムは、その他マライア・キャリーの『デイドリーム』(1995年)と、アリアナ・グランデの『thank u, next』(2019年)の2作があり、歴代4作目。デビュー・アルバムから2曲が首位を獲得したのは、カーディ・Bの『インベージョン・オブ・プライバシー』(2018年4月)以来約2年ぶりとなる。

 かつては、アルバムをリリースしてからシングル・カットするのがアメリカの主流だったが、ストリーミングやダウンロードの普及により、昨今では先行シングルをヒットさせてからアルバムをリリースするというプロモーションに移行しつつある。人気に比例してオンエア数が上昇するラジオ・エアプレイとは対照に、ダウンロードやストリーミングは発売した週に最も高い記録が期待できるため、No.1デビューしやすくなっている。

 「good 4 u」は、初週4,320万回を記録してストリーミング・ソング・チャートでも「drivers license」に続く2曲目の首位を獲得。デジタル・ソング・セールス・チャートでは、12,000ダウンロードを記録して5位にデビューした。エアプレイ・チャート(総合)にはまだランクインしていないが、ポップ・エアプレイ・チャートでは33位に初登場している。同チャートでは「drivers license」が5週間1位を獲得し、2ndシングルの「deja vu」は今週16位に最高位を更新した。

 オリヴィア・ロドリゴのデビュー作『サワー』は、次週のアルバム・チャート“Billboard 200”で上位ランクインが期待されていて、リリース効果により「good 4 u」も上位をキープする可能性が高い。そのアルバム・チャートで今週1位に初登場したJ.コールの新作 『The Off-Season』から、以下の4曲がTOP10に初登場している。

2位「my.life with 21サヴェージ&Morray」
5位「amari」
7位「pride.is.the.devil with リル・ベイビー」
8位「95.south」

 「my.life」が2位にデビューしたことで、J.コールは2019年に4位を記録した「ミドル・チャイルド」を上回る自己最高位を更新した。また、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとラップ・ソング・チャートでは、自身初の1位を獲得している。 Hot 100でのTOP10入りは、J.コールが10曲目、ゲストの21サヴェージは4曲目のランクインで、Morrayはいずれのチャートでも初のランクインとなる。「pride.is.the.devil」に参加したリル・ベイビーは、通算7曲目のTOP10入り。

 初週のストリーミングは「my.life」が4,110万回、「amari」が3,780万回、「pride.is.the.devil」が3,510万回、「95.south」が3,400万回で、いずれもストリーミング・チャートで1位を獲得できる水準の好記録を打ち出した。アルバム『The Off-Season』の初週ストリーミングも、現時点での2021年週間最大数となる3億2,505万回を記録している。本作からは、先週8位に初登場した「interlude」含め5曲がTOP10入りを果たした。

 同じ週に4曲をTOP10に初登場させたのは、ドレイク(2018年7月14日)、リル・ウェイン(2018年10月13日)、ジュース・ワールド(2020年7月25日)に続く4組目で、いずれもストリーミングの強いヒップホップ系のアーティストによるものだった。それらの週で記録した4曲が、これまでTOP10に初登場した曲数の最高記録となっている。

 5曲がデビューしたことで、先週1位に返り咲いたシルク・ソニックの「リーヴ・ザ・ドア・オープン」は3位に、デュア・リパの「レヴィテイティングfeat.ダベイビー」は2位から3位、ジャスティン・ビーバーの「ピーチズfeat.ダニエル・シーザー&ギヴィオン」は3位から6位、ザ・ウィークエンド&アリアナ・グランデの「セイヴ・ユア・ティアーズ」は4位から9位、ドージャ・キャットの「キス・ミー・モアfeat.シザ」は5位から10位にそれぞれランクダウンしたが、次週はアルバム・リリースを受けてデビューしたJ.コールのタイトルが下降し、それらの曲が再浮上することが予想される。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは5月28日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「good 4 u」オリヴィア・ロドリゴ
2位「my.life」J.コールwith21サヴェージ&Morray
3位「レヴィテイティング」デュア・リパfeat.ダベイビー
4位「リーヴ・ザ・ドア・オープン」シルク・ソニック
5位「amari」J.コール
6位「ピーチズ」ジャスティン・ビーバーfeat.ダニエル・シーザー&ギヴィオン
7位「pride.is.the.devil」J.コールwithリル・ベイビー
8位「95.south」J.コール
9位「セイヴ・ユア・ティアーズ」ザ・ウィークエンド&アリアナ・グランデ
10位「キス・ミー・モア」ドージャ・キャットfeat.シザ


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