【米ビルボード・アルバム・チャート】J.コール『The Off-Season』初登場1位、ニッキー・ミナージュが2位に続く 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・アルバム・チャート】J.コール『The Off-Season』初登場1位、ニッキー・ミナージュが2位に続く

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【米ビルボード・アルバム・チャート】J.コール『The Off-Season』初登場1位、ニッキー・ミナージュが2位に続く

【米ビルボード・アルバム・チャート】J.コール『The Off-Season』初登場1位、ニッキー・ミナージュが2位に続く


 J.コールの新作『The Off-Season』がNo.1デビューを飾った、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 前作『KOD』から約3年ぶりのリリースとなる『The Off-Season』で、デビュー作『Cole World: The Sideline Story』からスタジオ・アルバム6作連続の首位を獲得したJ.コール。2ndアルバム『Born Sinner』のみ初登場での1位獲得を逃しているが、いずれもBillboard 200、R&B/ヒップホップ・アルバム、ラップ・アルバムの3つのチャートを制している。

『Cole World: The Sideline Story』(2011年)
『Born Sinner』(2013年)
『2014 Forest Hills Drive』(2014年)
『4 Your Eyez Only』(2016年)
『KOD』(2018年)
『The Off-Season』(2021年)

 『The Off-Season』の初週ユニットは282,000で、そのうち243,000がアルバム・ストリーミング(SEA)、2,000がトラックによるユニット(TEA)、37,000がアルバム・セールスだった。2021年では、4月24日付チャートでテイラー・スウィフトの『フィアレス(テイラーズ・バージョン)』が記録した291,000に次ぐ2番目に高い週間ユニットで、ヒップホップ・アルバムとしては現時点での最高記録となる。

 また、初週3億2,505万回を記録して、2021年最大の週間ストリーミングも更新した。これまでの週間最高記録は、1月23日付チャートでモーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』(今週4位)が打ち出した2億4,018万回だったが、大差をつけてトップに浮上。しかも、『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』が30曲なのに対し、『The Off-Season』は半数以下の12曲で1億回近い差をつけている。

 続いて2位には、ニッキー・ミナージュのミックステープ『Beam Me Up Scotty』がエントリー。初動ユニット80,000のうち、63,000がアルバム・ストリーミング、6,000がトラックによるユニット、11,000がアルバム・セールスで、週間再生数は8,557万回を記録した。全体数からみるとトラックによるユニット(TEA)が高く、楽曲単体でのストリーミングが多かったことがわかる。本作は、2009年にリリースしたミックステープに新曲を追加して5月14日に再リリース、初解禁されたため、ストリーミングが新曲に集中したのだと思われる。TOP10入りはコンピレーション・アルバムを含めて8作目、TOP2は通算5作目のランクイン。

 先週1位に返り咲いたマネーバッグ・ヨーの『A Gangsta's Pain』は、前週から10%減少の55,000にユニット数を落とし3位にダウンした。今週は、TOP3をヒップホップ・アルバムが独占している。

 5位は、先週と変わらずデュア・リパの『フューチャー・ノスタルジア』が同位をキープ。デラックス・エディションのLPが5月14日にリリースされたため、セールスが261%増加の7,000、ユニット数も14%増加の41,000にそれぞれ上昇した。セールスの内訳、5,000枚がLPの売り上げで占めている。

 続いて6位に初登場したのは、米オハイオ州出身の2人組ロック・バンド=ザ・ブラック・キーズの新作『デルタ・クリーム』。2019年リリースの前作『レッツ・ロック』から約2年ぶり、10枚目のスタジオ・アルバムで、2010年にリリースした6thアルバム『ブラザーズ』から5作連続でTOP10入りを果たしている。 初動ユニットは35,000で、セールスが30,000、アルバム・ストリーミングはわずか5,000だった。

3位『ブラザーズ』(2010年)
2位『エル・カミーノ』(2011年)
1位『ターン・ブルー』(2014年)
4位『レッツ・ロック』(2019年)
6位『デルタ・クリーム』(2021年)

 そして9位には、カントリー界の大御所アラン・ジャクソンの『ホエア・ハヴ・ユー・ゴーン』がデビューし、通算15作目のTOP10入りを果たした(うち3作が1位)。本作は、最高5位を記録した前作『エンジェルズ・アンド・アルコール 』(2015年)から約6年ぶりの新作で、スタジオ・アルバムとしては21枚目の作品。初動ユニットは32,000で、27,000がアルバム・セールス、4,000がアルバム・ストリーミング、トラックごとのユニットは1,000程度だった。

 全体のユニット数も低くしばらく動きがなかったが、今週は4作(新作としては3作)もTOP10にニュー・エントリーし、上位が入れ替わった。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは5月28日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『The Off-Season』J.コール
2位『Beam Me Up Scotty』ニッキー・ミナージュ
3位『A Gangsta's Pain』マネーバッグ・ヨー
4位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
5位『フューチャー・ノスタルジア』デュア・リパ
6位『デルタ・クリーム』ザ・ブラック・キーズ
7位『ジャスティス』ジャスティン・ビーバー
8位『キャレド・キャレド』DJキャレド
9位『ホエア・ハヴ・ユー・ゴーン』アラン・ジャクソン
10位『シュート・フォー・ザ・スターズ、エイム・フォー・ザ・ムーン』ポップ・スモーク


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