Peel the Apple「2020年って本当にツラかったんです」オーディション落選=絶望からの起死回生物語――【NIG2020】優勝記念インタビュー 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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Peel the Apple「2020年って本当にツラかったんです」オーディション落選=絶望からの起死回生物語――【NIG2020】優勝記念インタビュー

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Peel the Apple「2020年って本当にツラかったんです」オーディション落選=絶望からの起死回生物語――【NIG2020】優勝記念インタビュー

Peel the Apple「2020年って本当にツラかったんです」オーディション落選=絶望からの起死回生物語――【NIG2020】優勝記念インタビュー


 2020年【26時のマスカレイド 新メンバーオーディション】のファイナリストに選ばれるも合格できなかったメンバーたちが「このメンバーなら天下を獲れる」と奮起して結成したアイドルグループ・ぴるあぽことPeel the Apple。優勝賞金1000万円のアイドルフェス【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020 supported by Beauty Park】にて見事優勝し、オーディション落選=絶望からの起死回生ストーリーを描いてみせた彼女たちへのインタビュー、ぜひご覧頂きたい。

◎Peel the Apple【NEXT IDOL GRANDPRIX】優勝記念インタビュー

<【NEXT IDOL GRANDPRIX】優勝しか考えてなかったです!>

--Peel the Appleのことをまだよく知らない人にも振り向いてもらえるようなインタビューに出来ればと思っているのですが、まずメンバーそれぞれこのグループでどんなキャラクターやポジションを担っているのか。自己紹介からお願いできますでしょうか?

田島櫻子:高校3年生、17歳の田島櫻子です。マリンブルー担当です。一応、このグループ内では、ファッションリーダー的なポジションを担わせて頂いております。ちょくちょくメンバーのヘアアレンジをしてあげたりとか、ミュージックビデオで使用するアクセサリーを選ばせて頂いたりもしています。

黒嵜菜々子:高校3年生の黒嵜菜々子です。ラベンダーパープル担当です。グループ内では、いちばんうるさいというか、よくおちゃらけています。メンバーからはムードメイカーと言われています。あと、イタズラが好きで、メンバー全員にちょっかい出すのが大好きです(笑)。

松村美月:ミントグリーン担当の松村美月です。最年長でリーダーを担当させて頂いていて、ちょっとアホっぽいというか、メンバーからは「そこが癒やしになっている」と言ってもらってはいるんですけど、ポンコツリーダーみたいな感じでがんばっています(笑)。あと、美容とかコスメとか好きです。

小田垣有咲:高校2年生の新メンバー、16歳の小田垣有咲です。エメラルドグリーン担当です。2021年1月に加入したばかりで、初めて会った人に慣れるまで時間がかかるタイプなので、まだあんまり素の自分を出せてはいないんですけど、本当はふざけるのが好き。なので、イタズラ好きの菜々子先輩みたいになりたいです。

春海りお:高校3年生、17歳の春海りおです。ミルクホワイト担当です。みんなの妹的な、ちょっとあざとい感じの立ち位置を担わせて頂いてます(笑)。これからもいっぱいあざとくがんばります!

佐野心音:19歳、ねちこと佐野心音です。ハニーイエロー担当です。一応、ナンバーワン歌唱力担当として歌わせて頂いてます。全体的にパフォーマンスすることがすごく大好きで、ライブとかでは「ずっと楽しそうにしてるね」と言ってもらえることが多いです。

山崎玲奈:ザッキーこと山崎玲奈です。サンセットオレンジ担当です。私は資格をたくさん持っています。興味を持ったらなんでもすぐやりたくなっちゃうタイプなので、飲食系とかリンパ系とかいろんな資格を持っています!

浅原凜:Peel the Appleのセンター、スカイブルー担当の浅原凜です。一応、グループ内のナンバーワン正統派アイドルとして活動させてもらっています。ただ、ずっと黒髪だったんですけど、高校卒業して染めちゃいまして……それでも正統派だと思ってもらえたら嬉しいです(笑)。

堤もね:ローズピンク担当の堤もねです。乙女チックな、かわいいモノが大好きで、お洋服も大好きです。あと、いちばん高身長です。ガーリーなファッション雑誌の『bis』さんでレギュラーモデルをやらせて頂いています。

--そんな多種多様なアイドルが集まったPeel the Appleなんですが、昨年末に優勝賞金1000万円のアイドルフェス【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】で見事優勝しました。自分も審査員として参加させて頂いていたのですが、Peel the Appleは最初から本気で優勝を狙っていたのかなと思うぐらい、気迫が凄かったです。

堤もね:優勝しか考えていなかったです!

黒嵜菜々子:優勝できないなら参加しない、それぐらいの気持ちでいました。

田島櫻子:デビューして丸1年で2021年を迎えるので、その前に何としても【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】で勢いをつける為に優勝しようと。

松村美月:優勝する気しかなかったです。

--自分もPeel the Appleに最高得点を付けさせて頂いたのですが、このパフォーマンスレベルと錬度でまだ1年目なのかという驚きがありましたし、あのイベントに対する気迫がダントツで凄まじかったなって。

一同:うれしい!

佐野心音:そう言って頂けると、改めて頑張ってよかったなと思います。

黒嵜菜々子:死ぬ気で頑張ったもんね。

<オーディション落選=絶望からの起死回生ストーリー>

--その結果として優勝が決まったときはどんな気持ちになりました?

松村美月:絶対に優勝を獲る気しかなかったけど、だからこそ物凄く不安でもあったんですよ。でも、みんなで頑張ってきたし、あの日は楽屋でも「大丈夫、大丈夫!」ってみんなで手を繋いで励まし合っていたので、グランプリとして私たちの名前を呼ばれたときは本当に嬉しくて! みんな、めっちゃ感極まってました。

--甲子園で優勝した高校球児みたいでしたよ。

一同:アハハハハ!

堤もね:私、過呼吸みたいになりましたもん(笑)。昔から舞台に立っていたこともあって、普段はそんなに緊張しないタイプなんですけど、初めてあんな風になりました。

浅原凜:私たちはオーディションで出逢ったから、最初はみんな個人戦で戦っている相手同士だったんですよ。それが初めてみんなで一丸となって勝つ為にがんばってきたのが【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】だったから。

山崎玲奈:めちゃくちゃ感動しました!

--Peel the Appleは、先輩アイドルグループ・26時のマスカレイドの新メンバーになる為のオーディションで戦ってきて、合格できなかったメンバー同士で結成されたグループじゃないですか。そこから這い上がるべくデビューイヤーに【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】で結果を出す為にガムシャラになって、それで見事優勝を掴んだストーリーは映画やアニメになってもいいドラマですよね。

一同:おぉー! うれしい!

--ちなみに、優勝賞金の1000万円はもう受け取られたんでしょうか?

佐野心音:ちゃんとメンバーそれぞれの口座に振り込まれていました!

一同:アハハハハ!(拍手喝采)

田島櫻子:あと、その予算を使ってミュージックビデオを制作してもらったり、ファンの皆さんとのお祝いじゃないですけど、無料イベントも開催させてもらったり、とても良い形で使わせて頂くことになっています。

--そんな【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】で初めてPeel the Appleを知った人も多いと思うので、メンバーそれぞれどんなストーリーを歩んで加入するに至ったのか聞かせてもらえますか?

堤もね:ニジマスさん(26時のマスカレイド)のオーディションが終わった直後に30分で新グループに入るか入らないか決めなきゃいけなかったんですけど、そこでいちばんに頭に浮かんだのは「やらないで後悔したくない」という想いと、ニジマスさんを目指している中でどんどんどんどんアイドルというモノに惹かれていって、一緒にオーディションで戦ってきたメンバーも好きになっていたので、「このメンバーで頑張りたいな」って思ったんですよね。

浅原凜:私はアイドルを好きになったきっかけがニジマスさんだったんです。中学生のときに「こんなに可愛いアイドルさんがいるんだ?」と惹かれてしまって、それからずっと好きでファンとして応援していたんですけど、そんな中でオーディションがあることを知って。でも好き過ぎて最初は「ニジマスの皆さんの横に立てない」と思ったんです。でも、ここでオーディションを受けなかったら後悔すると思って、結果的に落ちてはしまったんですけど、同じ想いを共有できているこのメンバーとなら頑張れると思ったんですよね。

山崎玲奈:私は小さい頃の夢がアイドルで、きっかけは『きらりん☆レボリューション』というアイドルのアニメだったんですけど、月島きらりちゃんに憧れて「アイドルになりたい」とずっと思っていたんです。でも、その夢は一度諦めてしまって、そこからはモデルとかバンドとかいろいろやっていたんですけど、ニジマスオーディションのお話を頂いたときに「もう1回、アイドルを目指してみよう」と挑戦することになったのがきっかけで、今ここにいます。

佐野心音:私は中学3年生から高校1年生のときにアイドルをやっていたことがあったんですけど、不完全燃焼で終わってしまっんです。それから普通に高校生活を送っていく中で「自分は何をやりたいか」と考えたときに、やっぱり人の前に立って、人を笑顔にする仕事がしたいと思ったんですよね。それで「もう1回、アイドルになりたい」と思ったときにお母さんがニジマスオーディションを見つけてきてくれたんです。私が元々ニジマスさんのことを大好きだと知っていたので。で、そのオーディションで応援してくれたファンの人たちの為にも「このメンバーで頑張りたい」と思って、Peel the Appleへの加入を決断しました。

春海りお:私も小さい頃からアイドルさんが大好きで、よくライブや握手会にも行ってアイドルさんに元気をもらって生きていたし、「アイドルの為に生きていた」と言っても過言ではないぐらいだったんです。それで自分も「アイドルになりたい」と思うようになっていくんですけど、いろんなオーディションを受けようと思っては諦めてしまう自分がいて、でもニジマスさんのオーディションだけは「ニジマスさんになりたい」と心底思えたんですよね。それで頑張っていくうちにアイドルのことがもっともっと好きになっていて、同時に生まれて初めてファンの人たちに応援して頂く経験もしたので、Peel the Appleの話を頂いたときはファンの皆さんの顔が浮かんだし、ライバルだったメンバーのみんなとなら「天下を獲れる」と思って入りました。

小田垣有咲:私はAKB48さんや橋本環奈さんに小さい頃から憧れていて、卒業アルバムの将来の夢を書く欄とかにも「アイドル」って書いていたんです。で、人見知りな性格で、人前に立つことが苦手だったんですけど、そういう自分を変えたいなと思わせてくれたのもアイドルだったんですよね。そんな中で、先輩メンバーの皆さんがニジマスさんのオーディションで頑張っている姿とか観ていて、途中加入ではあるんですけど、私もこのPeel the Appleの輪の中でアイドルをやりたいと思ったんです。それで今に至ります。

松村美月:私も小さい頃から芸能界に憧れがあって、小学校高学年ぐらいから養成所に通ったりしていて、アイドルという仕事にも憧れていたんですけど、ダンスに対してすごく苦手意識があって「どうせ自分には出来ないだろうな」と思っていたんです。で、高校1年生のときにひとりで大阪から上京して、その時代は読者モデルとかをやっていたんですけど、所属していた事務所から大学生になったタイミングでアイドルのお話を頂いて、そこで初めて自信がないながらもアイドルに挑戦して「ステージに立っている自分が好きかも。アイドル、楽しいかも」と思えるようになったんですよね。で、そのアイドルグループが活動休止してしまったときに、当時からアイドルの理想として掲げていたニジマスさんのオーディションがあると知ったんです。落ちてしまったときは「イチから始めるグループに入るのは不安だな」と正直思っていたんですけど、「共に半年間過ごしてきたメンバーのみんなとなら出来るかも」と思って今があります。

黒嵜菜々子:私は小学5年生ぐらいからお芝居を中心に活動していて、ドラマとかも出させて頂いていたので、アイドルには全く興味がなかったんです。でも、とあるアイドルグループに誘われて代役を務めたことがあって、そこで「アイドルってこんなに楽しいんだ! みんな、笑顔になってくれる!」と思ったんですよね。そんな中でマネージャーさんから「受けてみない?」とニジマスさんのオーディションのことを教えてもらって、それがきっかけで今アイドルをやっているんですけど、本当に楽しいです!

田島櫻子:私はニジマスさんが人生で初めて生で観たアイドルだったんです。中1で事務所に入ったばっかりの頃、ニジマスさんの原宿JOLでのライブを観に行ったんでけど、そこで衝撃を受けてニジマスさんのことが大好きになって。ただ、その時点では、自分がアイドルになろうとは思っていなくて、オーディションにも最初は受けようと思っていなかったんですよ。でもマネージャーさんから「挑戦してみるのもアリなんじゃないか?」と言われて受けることにして。結果的に落ちるんですけど、私もみんなと同じように30分で新しいグループに入るかどうか決めるときに「やんないと後悔する」って泣きながら言って。それで今があるので、あの選択は間違っていなかったなと思いますね。

<Peel the Appleの強み=メンバーとファンの一体感>

--「Peel the Appleに入ってよかった」と。

田島櫻子:それこそ【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】の決勝大会で「これでよかったんだ」と思いました。ゲストアイドルとしてニジマスさんも出演されていて、メンバー揃ってニジマスさんのライブを観ながら「私たちはこの道で間違っていなかったし、ニジマスさんのステージに立っている中村果蓮ちゃんも新メンバーで合っていたし、本当にこれでよかったんだな」って。やっぱり自分が今アイドルを頑張れているのは、このメンバーでPeel the Appleをやれているからだし、むしろ「新グループに入れてよかったな」と私は思っています。

一同:(次々と)私も!

佐野心音:みんなの気持ちがひとつだからやり甲斐を感じられるんですよね。同じ悔しい想いをして「頑張ろう!」という熱意が全員にあるから、一緒に活動していて楽しいし、頑張れるし、すごくしあわせなんです。ニジマスオーディションを落ちた瞬間は、人生でいちばんぐらいの絶望を味わったんですけど、その分「絶対に天下獲ってやる」と全員が思えているので、そこは強いですよね。ファンの皆さんも熱量が凄くて、私たちが「やる!」と決めたことに対して「一緒にやるぞ!」と思ってくれるので、それも私たちの力になっているなと思います、

--たしかに【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】のパフォーマンスも一体感がズバ抜けていましたし、優勝が決まった直後のファンのみんなのリアクションも凄い熱量でしたよね。

田島櫻子:8人で最後に立ったステージだったし、デビューイヤーを優勝で締め括りたくて頑張ってきた【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】だったので、あの日は特に一体感は凄かったと思います。2020年って本当にツラかったんですよ。ニジマスさんのオーディションに落ちるところから始まって……でも【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】決勝大会で優勝したら「良い年だったって言える」と思って頑張っていたので。

浅原凜:あと、ニジマスオーディションの配信も【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】と同じミクチャだったんですけど、そのときはメンバー全員個人で戦っていたんでよね。でも【NEXT IDOL GRANDPRIX 2020】のときはみんなで一丸となって同じミクチャという舞台で戦って結果を残せたから、それもすごく嬉しかったです。

--そう考えると、Peel the Appleのストーリーにおいて超重要なイベントだったんですね。

同席していたミクチャスタッフ:……なんか【NEXT IDOL GRANDPRIX】やっていてよかったです!

一同:アハハハハ!

--そんな奇跡のようなストーリーを自ら作り上げてみせたPeel the Apple。新メンバーも加入した2021年以降はどんなグループにしていきたいか、夢やヴィジョン的なものがあったら最後に聞かせてもらえますか?

松村美月:まだコロナ禍が続いているので、どこまで実現できるかは分からないんですけど、私たちはミクチャとかもずっとやっていたので、日本各地いろんなところにファンの方がいてくれている。なので、2021年中に全国ツアーを開催することが当面の目標です。

一同:やりたい!

松村美月:それこそコロナ禍で東京まで来れない人もたくさんいると思うので、私たちのほうから会いに行きたいんですよね。

--せっかくなので、あざとい担当からもひとつお願いします。

春海りお:(あざとらしく)やっぱりぃ……

堤もね:かわいいなぁ。

黒嵜菜々子:心の声が漏れてるから。

一同:(笑)

春海りお:Peel the Appleは、ダンスも他のアイドルグループさんとはちょっと違うダンスですし! 歌も頑張っているので、これがどんどん磨いていけば、私たちにしかできないパフォーマンスが絶対にできるし! みんな、本当に可愛いですし! 顔も良いし、パフォーマンスも良いし、衣装も可愛いし……なので、誰もが知っているアイドルグループになりたいですっ!

Interviewer:平賀哲雄


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