フローレンス・アンド・ザ・マシーン、ディズニー実写映画『クルエラ』に提供したオリジナル曲「Call Me Cruella」が一部公開
フローレンス・アンド・ザ・マシーン、ディズニー実写映画『クルエラ』に提供したオリジナル曲「Call Me Cruella」が一部公開

 フローレンス・アンド・ザ・マシーンが、ディズニーの実写映画『クルエラ』のサウンドトラックのために「Call Me Cruella」と題された新曲をレコーディングしたことが明らかになり、約1分のクリップが公開された。プレス・リリースによると、映画で使用されるこの楽曲は、2021年5月21日にウォルト・ディズニー・レコードから発売予定のオリジナル・サウンドトラックとオリジナル・スコアの両アルバムに収録される。

 ヴォーカリストのフローレンス・ウェルチは、「私が初めて歌えるようになった楽曲のいくつかはディズニー・ソングでした。そして多くの場合ヴィラン(悪役)が一番いい曲を受け持っていました。ですから、“クルエラ”のために楽曲を創作しパフォーマンスする手助けすることは、子どもの頃からずっと思い描いていた夢の実現でした。私にこれほどまでに創造的自由を与えてくださり、クルエラの美しい狂気を私に任せてくださったニコラス・ブリテルとディズニーにとても感謝しています」とコメントしている。

 【アカデミー賞】に2回ノミネートされたことがある作曲家であるブリテルは、「僕はフローレンスの大ファンなので、“Call Me Cruella”で彼女とコラボできたことは本当に楽しかったです。この楽曲でも、“クルエラ”のスコアそのものでも、目標は1960年代と70年代のロンドンの生々しいロックの美学をとことん採用することでした。僕たちはロンドンのアビー・ロードとAIRスタジオにあるヴィンテージ機材とアナログ・テープを総動員してレコーディングし、オーケストラの要素をエレキ・ギターやベース、オルガン、キーボード、ドラムと融合させました」と説明している。

 クレイグ・ギレスピー監督、エマ・ストーン主演の実写映画『クルエラ』は、5月27日から劇場公開され、28日からディズニープラスでプレミア・アクセス公開される。『101匹わんちゃん』に登場する悪役クルエラの誕生秘話が描かれるこの作品には、エマ・トンプソン、ジョエル・フライ、ポール・ウォルター・ハウザー、エミリー・ビーチャム、カービー・ハウエル=バプティスト、マーク・ストロングが出演している。