【米ビルボード・アルバム・チャート】ロッド・ウェーブ自身初首位、NF/キャリー・アンダーウッド TOP5デビュー

2021/04/05 15:17

【米ビルボード・アルバム・チャート】ロッド・ウェーブ自身初首位、NF/キャリー・アンダーウッド TOP5デビュー
【米ビルボード・アルバム・チャート】ロッド・ウェーブ自身初首位、NF/キャリー・アンダーウッド TOP5デビュー


 米フロリダ州のラッパー、ロッド・ウェーブの新作『SoulFly』が自身初のNo.1デビューを果たした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。
 本作は、昨年4月にリリースした前作『Pray 4 Love』から1年ぶり、3作目のスタジオ・アルバムで、デビュー作『Ghetto Gospel』から3作連続のTOP10入り、そして自身初の首位を獲得した。

10位『Ghetto Gospel』(2019年)
2位『Pray 4 Love』(2020年)
1位『SoulFly』(2021年)

 『SoulFly』の初動ユニットは130,000で、そのうち126,000がアルバム・ストリーミング(SEA) 、トラックによるユニット(TEA)が1,000以下、アルバム・セールスはわずか4,000だった。週間再生数は1億8,920万回で、2021年にリリースされたR&B/ヒップホップ・アルバムの週間ストリーミング最高値を記録。週間ユニット数としても、2月20日付チャートで88,000を記録したザ・ウィークエンドの『ザ・ハイライツ』(今週6位)を上回る最大数を更新した。自身の記録としても、前作『Pray 4 Love』の初動72,000を2倍近く上回る最高記録を打ち出している。

 R&B/ヒップホップ・アルバムにカテゴライズされる作品が1位を獲得するのは、1月9日付チャートで同じく初のNo.1デビューを果たしたプレイボーイ・カルティの『Whole Lotta Red』以来約3か月ぶりで、過去5か月以内では2020年10月24日付チャートで返り咲いたポップ・スモークの『シュート・フォー・ザ・スターズ、エイム・フォー・ザ・ムーン』(今週7位)の3作のみとなる。

 『SoulFly』からは、ソング・チャート“Hot 100”で32位、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートで18位を記録した「Street Runner」がヒットし、プロモーションに繋げた。ソング・チャートでの最高位は前作に収録された「Rags2Riches」の12位で、未だTOP10入りしたことがない。
 先週1位に初登場したジャスティン・ビーバーの『ジャスティス』は2位にダウンしたが、発売翌週に6曲を追加したデラックス・エディションをリリースしたため、今週も100,000ユニットと高水準を維持している。

 続いて3位には、米ミシガン州出身のラッパー=NFのミックステープ『Clouds』が初登場。初動ユニットは86,000で、そのうち58,000がアルバム・セールス、アルバム・ストリーミングは27,000で、週間再生数は4,051万回を記録した。TOP10入りは、いずれも首位を獲得した3rdアルバム『パーセプション』(2017年)、4thアルバム『ザ・サーチ』に続く3作目で、その他には62位を記録したデビュー・アルバム『マンション』(2015年)、12位まで上昇した2ndアルバム『セラピー・セッション』(2016年)の計5作がランクインしている。

 4位には、カントリー・シンガーのキャリー・アンダーウッドによる初のゴスペル・アルバム『My Savior』がデビューし、2005年のデビュー作『サム・ハーツ』(最高2位)から8作連続、2014年発表のベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』(最高4位)含む9作目、9作連続のTOP5入りを果たした。初動ユニットは73,000で、そのうち68,000がアルバム・セールス、アルバム・ストリーミングはわずか4,000程度だった。セールスは今週最大の売り上げを記録している。4月4日に米テネシー州のライマン・オーディトリアムで行うバーチャル・コンサートがFacebookで配信されるため、次週はその反響がセールスに繋がるかもしれない。

 今週はTOP10中5作が初登場作品で、8位にはラッパーのヤング・ドルフとキー・グロックによるコラボレーション・アルバム『Dum and Dummer 2』がデビューした。初動ユニットは36,000で、そのうち31,000がアルバム・ストリーミングとそのほとんどを占めた。週間再生数は4,273万回を記録している。

 本作は、最高8位をマークした『Dum and Dummer』(2019年)の続編となるアルバムで、ヤング・ドルフは昨年自己最高位を更新した『Rich Slave』(4位)を含む3作目、キー・グロックは前作に続く2作目のTOP10入りを果たしている。

 最後のエントリーは、10位に初登場した米ニューヨーク出身の兄弟トリオ・ポップ・バンド=AJRの新作『OK Orchestra』。初動ユニットは32,000で、18,000がアルバム・ストリーミング(週間2,617万再生)、13,000がアルバム・セールス、トラックごとのユニットは1,000以下だった。

 本作は、最高8位を記録した前作『Neotheater』(2019年)から2年ぶり、4枚目のスタジオ・アルバムで、TOP10は2作目のランクイン。アルバムからは、ソング・チャートで初のTOP10入りを果たした「Bang!」(最高8位)がヒットし、アルバムの注目度を高めた。新曲「Way Less Sad」も、ロック・ソング・チャートで11位まで上昇している。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、4月9日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『SoulFly』ロッド・ウェーブ
2位『ジャスティス』ジャスティン・ビーバー
3位『Clouds』NF
4位『My Savior』キャリー・アンダーウッド
5位『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』モーガン・ウォレン
6位『ザ・ハイライツ』ザ・ウィークエンド
7位『シュート・フォー・ザ・スターズ、エイム・フォー・ザ・ムーン』ポップ・スモーク
8位『Dum and Dummer 2』ヤング・ドルフ&キー・グロック
9位『フューチャー・ノスタルジア』デュア・リパ
10位『OK Orchestra』AJR

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