エド・シーラン、地元のチャリティーに提供した自作絵画が約770万円を集める
エド・シーラン、地元のチャリティーに提供した自作絵画が約770万円を集める

 エド・シーランが、地元である英サフォークのがん患者支援団体Cancer Campaign in Suffolkの資金集めに協力するため、“Splash Planet”と題された自作の絵画をくじ引きの賞品として提供した。くじ引きは2021年3月15日に行われ、エントリー・チケット代として27ドル(約2,900円)を支払った米東海岸在住の幸運な女性がこの絵画を引き当てた。

 ジャクソン・ポロックの“ドリップ”シリーズを彷彿とさせる大胆な抽象画は、エドが自ら描き、2020年にリリースしたシングル「Afterglow/アフターグロウ」のジャケットに使った作品のうちの一つであると、事前に公開されていた動画で本人が明かしている。

 この絵画が呼び水となり、総額で70,689ドル(約770万円)が団体に寄せられた。団体の最高責任者であるカレン・ヘア(Karen Hare)は、「地元、そして海外の皆様からお寄せいただいたご支援に圧倒されると同時に大喜びしております。チケット販売と寄付を通じて51,000ポンド(約770万円)以上の資金を調達できたことを知り非常に嬉しく思っております」と英BBCニュースに語った。

 エドは、“シリーズの4作目”となるニュー・アルバムを年内にリリースするつもりであると、2021年2月に述べている。彼はこれまでに『+(プラス)』(2011年)、『x(マルティプライ)』(2014年)、『÷(ディバイド)』(2017年)をリリースしていることから、次回作のタイトルが『-(マイナス)』になるのはほぼ確実だろう。