エルトン・ジョン、バチカンによる同性婚の祝福拒否を“偽善”と一蹴 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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エルトン・ジョン、バチカンによる同性婚の祝福拒否を“偽善”と一蹴

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エルトン・ジョン、バチカンによる同性婚の祝福拒否を“偽善”と一蹴

エルトン・ジョン、バチカンによる同性婚の祝福拒否を“偽善”と一蹴


 2021年3月15日、バチカン(ローマ教皇庁)は、同性婚が“罪深いもの”であるとしてカトリック教会がこれを祝福することはないとする公式見解を発表した。2ページにわたる内容では、同性愛者個人は祝福を受けられるが、同性婚は神の意図に則したものとみなすことはできないと明言されており、同性愛者に寛容な姿勢を見せてきたフランシスコ教皇もこの声明を承認している。

 エルトン・ジョンが、この公式見解を“偽善”であるとして批判している。彼はTwitterに、バチカンが自身の伝記映画『ロケットマン』を含むハリウッド映画に出資していたことを伝えたザ・デイリー・ビーストの記事をリンクしながら、「バチカンは“罪”だから同性婚を祝福しないくせに、どうして喜んで“ロケットマン”に何百万ドルも出資して儲けられたんだ?この映画は、私がデヴィッドと結婚して幸せを見いだしたことを祝福しているんだよ?#hypocrisy(偽善だ)」と投稿した。15年交際しているエルトンとデヴィッド・ファーニッシュは、英国で同性婚が合法化された9か月後の2014年12月21日に結婚式を挙げている。

 2019年にザ・デイリー・ビーストで公開された記事は、貧困層の救済目的で集められた寄付金を、バチカン側が『メン・イン・ブラック:インターナショナル』や『ロケットマン」などのハリウッド映画の製作費を含むほかの事業に流用していた疑いについて詳細に報じていた。

 『ロケットマン』では、劇中でエルトンがゲイであることをカミングアウトし、マネージャーだったジョン・リードと恋仲になり、その後デヴィッドと結婚した経緯も描かれている。バチカンが最新の声明で“本質的に異常”であると形容している、同性愛者同士のセックス描写もある。バチカンは『ロケットマン』に850,000ポンド(約1億2,800万円)を出資していたとされ、これは映画の全予算の3%に当たる。


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