堂本光一、劇場公開【Endless SHOCK】舞台挨拶に登壇「とりあえず3回ほど見ていただければ……」
堂本光一、劇場公開【Endless SHOCK】舞台挨拶に登壇「とりあえず3回ほど見ていただければ……」

 堂本光一が作・構成・演出・主演を務めるミュージカル【Endless SHOCK】の2週間限定上映が、2021年2月1日より全国の映画館でスタートし、帝国劇場で舞台挨拶が行われた。

 舞台挨拶には堂本光一に加え、共演の上田竜也、梅田彩佳、越岡裕貴、松崎祐介、前田美波里が登壇。堂本は「今は映画館に足を運ぶのも皆様色々と対策を行った上でご覧になっていただかないといけないので、ご覧いただく方にはそこにまず感謝しないといけないと思っております。スクリーンの大画面に耐えられるかどうか、ちょっと心配なので手短に終わります」と早速笑いを誘う。

 堂本演じるコウイチのライバルタツヤを演じた上田は、全国で早い劇場では当日朝8時ごろから上映がスタートしていることに触れ「朝から上映しているということなので、みなさん寝ないように」と呼びかけると堂本は「今日8時ぐらいに寝ました」と衝撃の生活スタイルを明かし、これにはキャスト一同も驚きを見せた。ヒロイン・リカ役の梅田は「朝、最寄りの映画館(の上映情報)を検索したら指定席がびっしり埋まっていて、たくさんの方に見ていただいてるんだなと本当に嬉しく思いました」と話した。

 コウイチと同じカンパニーの仲間コシオカ役、ふぉ~ゆ~の越岡は、大画面のスクリーンでライブ配信中の状況に「今この時間僕が独り占めしようと思っております」と笑いを誘うと堂本から「はやくしろよ!」とツッコミが。同じくカンパニーの仲間マツザキ役、ふぉ~ゆ~の松崎は「全国82箇所の中になんと、僕の地元春日部まであるんです!」と喜びを表した。オーナー役の前田は「私が袖で見ている光一さんの魅力が十分に映像でご覧いただけます」と見所を語り、映画初日を迎えたそれぞれの思いを語った。

 また今回編集も務めた堂本は、無観客の中、カメラ16台、ドローンを1機飛ばして行われた映画撮影について、雑音を消す作業中、音の波形が振れ、その犯人を探し当てると、声の主は舞台袖にはけた松崎であったことが判明したというエピソードを明かした。「松崎、出てないのに袖であいつ喋ってるな。とか、まるで盗聴しているような気分だった」。上田も「(舞台袖で)松崎が喋っているシーンは俺と光一さんが一騎討ちするシーンなんですよ」と暴露し、自身と堂本の見せ場のシーンで油断を見せた松崎をいじる場面も。梅田は「歌っているときにドローンがすごく近くを飛んでいたり、なかなかないことだなと思いました」と撮影中の思い出を語った。

 越岡は本編を観て「光一くん、このときこんな表情してるんだと。一つ一つの表情を見ることができた」と新たな発見の感動を明かすと、堂本は「頑張ってるでしょ? 俺」とアピール。堂本は「【Endless SHOCK】は2005年からストーリーを変えてスタートしましたが、今の時代にも通ずるメッセージがあると思うんです。 「SHOW MUST GO ON」というのは、直訳では「何があってもショーは続けなければならない」となりますが、決して、絶対に何があっても幕を開けろという意味ではなく、何かつまずいた時でも後ろを振り向いてみたり、そこから少しずつ歩き出していこうという勇気だったり、その方が大事なんじゃないかなというメッセージが込められているので、そんなメッセージも受け取ってもらえたらなと思います」と作品に込めた思いを語る。また、2月4日から同劇場で上演されるスピンオフ舞台【Endless SHOCK-Eternal-】についても「我ながらよくできたなと、たまにには自分を褒めてあげようと思います」と自信を見せた。

 イベントの最後には全国の【Endless SHOCK-Eternal-】ファンに向けキャストからメッセージが送られ、堂本は「心の晴れない毎日が続きますが、このような中、劇場や映画館に足を運んでくださる皆さんには感謝しかありません。その分、我々からお届けできるものがあればなと、映像からエールを受け取って頂けると嬉しく思います」と熱いメッセージを送り「とりあえず3回ほど見ていただければ……」とユーモアを交え、舞台挨拶を締めくくった。

◎公開情報
『Endless SHOCK』
2021年2月1日(月)から2週間限定全国ロードショー
<前売情報>
発売日:2021年1月22日(金)
価格:3,000円(tax in.)
劇場前売特典:オリジナルポストカード【数量限定】
<当日>
料金:3,000円(tax in.)
https://bit.ly/3nQtCi6