DEAR KISS“未来を諦めなかった者たちの愛と絆”で再会ワンマンライブ実現&メジャーデビュー決定! コロナ禍のアイドルシーンに光射す 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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DEAR KISS“未来を諦めなかった者たちの愛と絆”で再会ワンマンライブ実現&メジャーデビュー決定! コロナ禍のアイドルシーンに光射す

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DEAR KISS“未来を諦めなかった者たちの愛と絆”で再会ワンマンライブ実現&メジャーデビュー決定! コロナ禍のアイドルシーンに光射す

DEAR KISS“未来を諦めなかった者たちの愛と絆”で再会ワンマンライブ実現&メジャーデビュー決定! コロナ禍のアイドルシーンに光射す


 美しいボーカルワークとキレのあるダンスが魅力のアイドルグループ・DEAR KISS。コロナ禍で会えないファンへの想いを表現した新曲「World Smile」も話題沸騰中の彼女たちが、1月24日 渋谷TSUTAYA O-WESTにて約10か月ぶりとなる有観客ワンマンライブ【DEAREST DREAM】を開催した。

<諦めずに走り続けた者のみが到達できる“しあわせな未来”>

 GALETTe、Barbee、GEM、ラストアイドルなどメンバー全員が他グループに所属していた過去を持っており、当時の自分と比較しながら、変化に戸惑いながら、日々葛藤しながら、それでも笑顔でステージに立ち続けてきたDEAR KISS。昨年10月のインタビュー(https://bit.ly/2MwWhfs)では、その心情を吐露しながら涙ながらに語る場面もあった。そんなアイドルとして生きていくことの厳しさも難しさも知る彼女たちだが、この日は、それでも諦めずに走り続けた者のみが到達できる“しあわせな未来”を掴み取ることになる。

 コロナ禍で会えなかった長い日々。それでもメンバーとファンの絆を繋ぎ続けた証とも言える最新曲「World Smile」で開幕した同公演は、四島早紀、ののこ、齋藤里佳子、伊山摩穂、山田まひろ、5者5様のキャラクターを全面的に打ち出したパフォーマンスが繰り広げられ、感染病予防対策で声を出せないオーディエンスも「この再会の瞬間をずっと待ちわびていたんだ!」と言わんばかりにハンドクラップなど限られた動きの中で思い思いのエールを懸命に届けていく。そのムードがあまりにもホープフルで涙を堪えているファンの姿も見受けられた。

 通常、10か月ぶりのファンとの再会ライブとなれば、そのブランクによってかつてのムードやテンションをしばらく取り戻せなくて当然なのだが、DEAR KISSはこの10か月間、アイドルシーン全体で見てもトップクラスの頻度で無観客配信ライブを開催し続けており、その何があっても“音楽と笑顔を絶やさない姿勢”に胸打たれたファンたちもまたこの10か月間、自身のパソコンやスマホの画面越しにコール(コメント)を贈り続け、ネットサイン会などでも彼女たちの活動を支え続けた。いつ再会できるのか先が見えない状況にあっても。

<第2のアイドル人生で再びメジャーデビューするのも、5,6年かかっても諦めずにメジャーデビューするのも、並大抵のことじゃない>

 言うならば、この日の有観客ワンマンライブは“DEAR KISSの未来を諦めなかった者たちの愛と絆”によって実現したものである。この期間にどれだけのアイドルが解散や脱退を選択し、どれだけのファンがアイドル現場から離れていったか。その者たちには1ミリの罪もないが(新型コロナが全部悪い!)、それほどにアイドル活動を継続するのは(経済的にもメンタル的にも)簡単ではなかった。

 ゆえにメンバーは楽曲を追うごとにその歌声とダンスに喜びを大きく爆発させていたし、特に本編クライマックスの「D.D.Dクラップver.」「マジェスティックタイニーガール」「ハーメルンの夕暮れ×Love or Hate」「REIMEI」「スパークルグリッター」「Dearest」のノンストップパフォーマンスに関しては、DEAR KISSの約5年の歴史の中で最高値に到達したと言える、5人のアイドル人生がこの上なく体現されたアクトだった。そして、そのスーパーポジティブなムードの正体はアンコールで明らかになる。

 DEAR KISS史上最もファンキー&ポップなディスコチューン「ダンスはキスのように キスはダンスのように」の初披露に高揚していると、リーダーの四島早紀が「なんと重大発表があります!」とアナウンス。ご時世がご時世なだけに若干不安なムードも流れたが、スクリーンに映し出された情報は「DEAR KISS、ビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー決定!」――もちろん客席からは拍手喝采! メンバーもステージ上でゴキゲンに踊り始める。

 繰り返す。アイドルとして生きていくことの厳しさも難しさも知る彼女たちだが、それでも諦めずに走り続けた者のみが到達できる“しあわせな未来”をDEAR KISSは掴み取った。なお、元GALETTeの四島早紀&ののこ、元GEMの伊山摩穂、元ラストアイドルの山田まひろはアイドル人生2度目のメジャーデビュー、齋藤里佳子においてはDEAR KISS加入前のグループ時代も含めて初のメジャーデビューとなる。第2のアイドル人生で再びメジャーデビューするのも、5,6年かかっても諦めずにメジャーデビューするのも、並大抵のことじゃない。

<続けてきてよかった>

 そんなDEAR KISSの5人のMCを最後に記したい。

 齋藤里佳子「最初から最後まで、そして、メジャーデビューの発表の瞬間もたくさん拍手してくれてありがとうございます。5年前の2月9日の早紀ちゃんの生誕祭からDEAR KISSがスタートして、そこにスペシャルゲストみたいな感じで飛び入り参加してから今年で6年目になるんですけど……(涙を溢れさせながら)5年間、本当にたくさんいろんなことがあって、乗り越えてきて、こうしてみんなに大きな発表をやっとやっと出来て。本当に「続けてきてよかったな」っていうその一言で……うれしい気持ちでいっぱいです! 去年の3月から10か月間、みんなには本当に苦しい気持ちにさせてしまって、ひとりひとりいろんな想いがあって今日ここに来てくれていると思うんですけど、この10か月間「無駄じゃなかった!」と私は思っています。これからビクターエンタテインメントからCDを出させて頂いて、ここからが本当に「新しい一歩だな」と私は思っています。この10か月間のことを改めて心に刻んで、みんなに嬉しい恩返しとなるプレゼントを届けていきたいなと思っています! これからもDEAR KISSをよろしくお願いします!」

 ののこ「この10か月間、全然会えないあいだに「何がいちばん伝えたかったかな」ってたくさん考えたんですけど、このメジャーデビューが決まったときとか、発表するときとか、新曲のレコーディングをしているときとか、練習をしているときとか、どんなときも私がいちばんに考えていたのはみんなのことで、会えないあいだにみんなから「ツラいことがあっても、いつもだったらDEAR KISSのライブで元気をもらって復活していたけど……」と聞いたときはすごく胸がいっぱいいっぱいになって、会えないことや伝えられないことをとても苦しく思いました。でも、私は「苦しいことや悲しいことがあるからこそ、楽しいことがより楽しく感じる」と思っているので、10か月間、ツラくて苦しかったかもしれないですけど、私は今日このときがより嬉しくて楽しく感じました。なので、メジャーデビューしても遠くに感じてほしくなくって、ずっと私たちを近くに感じていてくれたら嬉しいなって思います。今日は久しぶりにみんなに会うので、とても緊張したんですけど、温かく見守って頂き、本当にありがとうございました! これからも平和な世界を作り上げましょう!」

 山田まひろ「お披露目(DEAR KISS加入)から皆さんと実際にお会いするまで長かったんですけど、ずっとずっと会いたかったので、この日が迎えられて本当に嬉しかったです。マスク越しではあるんですけど、皆さんの楽しそうな姿とか温かい拍手とか笑顔も伝わってきたし、それを見て私も元気をもらいました。このいちばん最初の有観客ライブでこうやって良い報告ができたこともすごく嬉しいですし、もっともっと今日もらったパワー以上に皆さんをしあわせにできるようにがんばります。これからもよろしくお願いします!」

 伊山摩穂「今日は皆さん、本当にありがとうございました! みんなと久々に会えて、こうやってステージからみんなの顔を見ることができて、すごくすごくしあわせでした。配信で観てくださっている方々もお家で一緒に踊ってくれたと思うんですけど、ありがとうございます。今回のワンマンライブはいつもよりすごくたくさんの方々が協力して下さって、スタッフさんも本当にありがとうございます。私たちDEAR KISSだけだとこんなに素敵なステージはできなくて、みんなとスタッフさんと一緒にこの最高のステージを作り上げることができて良かったなって思います! メジャーデビューが決定したということで、今はみんなに支えられながら隣で一緒に歩いてもらっているような感覚なんですけど、これからもっともっと私たちは強くなって、最強になって、もう「みんな、ついてこい!」ぐらいの勢いで突っ走っていけるぐらい、もっともっと前を向いてがんばっていきたいと思いますので、皆さん、一緒に明るい未来へ向かってがんばっていきましょう!」

 四島早紀「この10か月間、皆さんに会えなかったんですけれど、私はこのステージに立っても何故か久々な感じがしなかったんですよ。それはきっと、ずーっとネットサイン会でもみんなが応援して下さったりとか、無観客ライブを観て下さっていたからこそ、こうやって全然距離を感じなかったんだなと思っております。メジャーデビューが決まって、私たちはもっともっと大きくならないといけないんですけど、その為には皆さんの力が必要となります。皆さんに一緒に楽しんで頂いて、そして、もっともっと応援して頂けるように、今まで通りのDEAR KISSらしさも忘れず、日々精進して頑張っていきたいと思っております。さっき摩穂も言っていたんですけど、たくさんの方が関わって下さって、たくさんの方が応援して下さったからこそ、今日を迎えることができまして、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからはもっと良いお知らせができるように頑張っていきたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いします! 今日はありがとうございました!」

 暗くて悲しいニュースばかりが届く昨今、DEAR KISSのメジャーデビューは他のソレとは価値が違う。どんな状況下でも夢は叶えることができる、その証明。少なくともコロナ禍のアイドルシーンにとっては「希望の光」と言っても大袈裟ではないだろう。4月14日には、メジャーデビューシングル『ダンスはキスのように、キスはダンスのように』をリリースするDEAR KISS。物語の本編はここから。ぜひ今後の活動にも注目してほしい。

◎DEAR KISS@7thワンマンライブ【DEAREST DREAM】終演後コメント

・四島早紀「今日は本当に楽しすぎてあっという間でした! メンバーのみんなで日々練習をがんばったので、DEAR KISS始まって以来最も筋肉痛がずっと続きました(笑)。その努力の結果を本番で出せたので、清々しい気持ちです。がんばったかどうかはお客さんが判断することなので、あんまり自分から「がんばった」と言いたくないんですけど、今日だけは胸を張って「がんばった」と言えます。メジャーデビュー後もがんばりたいと思います!」

・ののこ「しあわせを感じました。有名な「幸せなら手をたたこう」という曲があるじゃないですか。あれってその通りだなと思って! 今日は本当にしあわせだったから、みんなも歓声の代わりに手拍子をいっぱいしてくれたと思うので、私たちもこれからたくさんのしあわせを与えていけるように、みんなともっとしあわせな空間を過ごしていけるように頑張ります!」

・山田まひろ「私は今日がDEAR KISS加入後初の有観客ライブだったので、始まるまでは「ファンの皆さんに受け入れてもらえるかな」とか「以前のグループ時代から応援してくれていた方々は新しい自分をどういう目で見るのかな」とか胃が痛くなるぐらい不安だったんですけど、いざ始まったら誰もがマスク越しでも伝わってくるぐらい温かく見守ってくれていたので、嬉しかったです。これからもっと一緒に思い出を作っていきたいなと思いました!」

・齋藤里佳子「今日を本当に楽しみにしてこれまで過ごしてきたので、今の率直な気持ちは「終わっちゃった……」みたいな感じなんですけど、メジャーデビュー決定のお知らせができて「やっとここからスタートだな」と思っているので、これからもっと精進して歌を磨き、ダンスを磨き、自信があるものしかみんなに届けないぐらいの気概で、DEAR KISSをもっともっとレベルアップさせていきたいなと思っているので、ぜひこれからも応援よろしくお願いします!」

・伊山摩穂「たのしかったです! ちょっと聞いてください! 私、今日は泣かなかったんですよ! あの泣き虫まほちが! メジャーデビューが決まったので「これからはもっと強くならなきゃ」と思って。なので、強くなります。ファンのみんなを引っ張っていけるように、「我らについてきて!」みたいな感じにできるように強くなって頑張ります!」

Interviewer:平賀哲雄
Photo:下山春香

◎7thワンマンライブ【DEAREST DREAM】
2021年01月24日(日)渋谷TSUTAYA O-WEST セットリスト:
01.overture
02.world smile
03.SHINY SHY GIRL
04.ため息の世界はいらない
05.Step and Shout
06.LOVE ME
07.#magiclove
08.バンビ
09.My LIFE is Beautiful
10.シェキナ
11.D.D.Dクラップver.
12.マジェスティックタイニーガール
13.ハーメルンの夕暮れ×Love or Hate
14.REIMEI
15.スパークルグリッター
16.Dearest

EN1.ダンスはキスのように キスはダンスのように
WEN1.虹色パラバルーン
WEN2.Yes Smile

◎リリース情報
シングル『ダンスはキスのように、キスはダンスのように』
2021/4/14 RELEASE


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