アルカが4曲入りマキシ・シングル『Madre』配信、表題曲にオリヴァー・コーツ参加
アルカが4曲入りマキシ・シングル『Madre』配信、表題曲にオリヴァー・コーツ参加

 最新アルバム『KiCk i』が【グラミー賞】にノミネートされているアルカが4曲入りの最新マキシ・シングル『Madre』をリリースした。

 タイトル曲は、トム・ヨークが自身のツアーのオープニング・アクトに指名し、ジョニー・グリーンウッドやアクトレス、ローレル・ヘイローとも共演するオリヴァー・コーツとのコラボレーションとなっており、アロン・サンチェスが手がけた同作のヴィジュアライザーも公開中となっている。

 本作は米HBOの人気ドラマ『ユーフォリア』のためにアルカが書き下ろしたオリジナル・スコアの一部を再構築した作品。数年前にアルカ自らがチェロを弾きながら歌った収録曲「Madreviolo」のレコーディングの際にアウトテイクとなった未加工のヴォーカルにオリヴァー・コーツがチェロを追加して完成させられた。

 アルカは「この“Madre”は私が思い描くことはできても、形にすることができないアレンジを必要としていた。そして、オリヴァーと音源をシェアして楽曲がその全貌を露にして戻ってきた時にはまさに強いケミストリーを感じることができた」と語っており、一方オリヴァー・コーツは「アルカが送ってくれたアカペラに伴奏を書いて送り返したら、彼女がすごく気に入ってくれた。そこから9日間缶詰でこの素晴らしい歌声に合うような繊細な演奏を何度もレコーディングした。まるで大聖堂の奥にあるゴースト・オーケストラのようなハーモニーとリズムが現れたこのヴァージョンに辿り着くまでね」とコメントしている。

◎リリース情報
マキシ・シングル『Madre』
2021/1/22 RELEASE
https://arca.ffm.to/madre