ダコタ・ジョンソン 人前で歌うシーンでパニックに「恐怖でいっぱいだった」
ダコタ・ジョンソン 人前で歌うシーンでパニックに「恐怖でいっぱいだった」

 米女優のダコタ・ジョンソンが現地時間1月19日に放送されたトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』にリモート出演し、主演映画『Our Friend(原題)』の撮影を振り返った。

 ダコタは末期がんを患うニコール・ティーグを演じ、劇中では人前で歌うシーンに挑戦した。これまでオンスクリーンで歌声を披露したことがなかったダコタは「とっても怖かった。正直、少しあがり症なんだよね。人前で歌うなんて恐怖でいっぱいだった。」と告白。「事前に収録した私の歌唱音源を現場で再生しながら撮影したの。パニックに襲われて、それはもう、それ以上ないってくらいのパニック状態だった。」「とっさに走り出しちゃったりして、(撮影現場の)コミュニティ・シアター内だったり、舞台裏だったり、とにかく走り回ってはヒステリックに笑い始めるっていう。現場スタッフは『彼女どうしたの?』って感じ。走り回り、笑い、そしてパっと止まって、泣き始めるの。」

 女優メラニー・グリフィスと音楽活動も行う俳優ドン・ジョンソンを親に持つダコタは、10歳の時に母親が主演する『クレイジー・イン・アラバマ』(1999)で映画デビューしてから、24本以上の映画に出演しているが、なぜ今回そんなヒステリーを引き起こしたのか、本人にも分からないようだ。

 さらにダコタは日常的にプレイリストを作ることが多く、ロードトリップやディナー・パーティーといったイベント、気分や季節に合わせたもの、そして自身が演じるキャラクターに合わせて作ったプレイリストがあると言う。“ジミーとロードトリップに行ったら”をテーマに、シャーデーの「バイ・ユア・サイド」(「私の隣にはあなたが座ってるもんね」)やフィリップ・グラス、ローリン・ヒル、ザ・ローリング・ストーンズの「友を待つ」(「トイレ休憩で友達を待ってる時間に」)といった楽曲を挙げ、トークに花を咲かせた。