グリフ、ほろ苦い失恋を歌った新曲「ブラック・ホール」をリリース
グリフ、ほろ苦い失恋を歌った新曲「ブラック・ホール」をリリース

 UK出身のシンガーソングライター、グリフ(Griff)が新曲「ブラック・ホール」をリリースした。

 BBC、MTV、Amazon Musicが今年期待の新人に名前を挙げ、テイラー・スウィフトお墨付きの19才のグリフが送る最新シングルは、ディズニーのクリスマス・キャンペーンで使用され話題となった「ラブ・イズ・ア・コンパス」に続く楽曲となる。英国作曲家協会が主催するソングライター・作家のための賞【アイヴァー・ノヴェロ賞】で<新人賞>にノミネートされ、昨年10月には英ロンドンの近代美術館テート・モダンで自身2度目となるロンドン公演を成功させている。

 グリフはこの楽曲について「ほろ苦い失恋の歌。このメロドラマっぽいところが気に入っていて、“心があった場所にはぽっかりと大きなブラック・ホール”なんてことは明らかにないんだけど、面白いビートに乗った歌詞のメロドラマがこの曲を楽しく、あまり本気っぽくなくしているの」とコメントしている。

 英ロンドン近郊のワトフォード出身で、中国人とジャマイカ人の両親のもとに生まれた次世代ブリティッシュ・ポップの顔と呼び声高いグリフは順調にその道を歩んでいる。音楽制作ソフトLogicを兄から借りて音楽を作りはじめ、楽曲のプロデュースを学んだそうで、多くのクラスメイトはラジオで聞くまで音楽活動をしていることすら知らなかったという。何でも挑戦する性格で、ジャンルに囚われることなく音楽制作を行い、衣装も自作し、ロックダウン中にはファンからiPhoneで撮影した動画を募ってミュージック・ビデオを制作した。

 グリフの歌詞にはその年齢を思い出させるティーンならではの敏感さを感じることができる。友情、メンタルヘルス、失恋、家族の大切さなど様々なテーマの楽曲をこれまでリリースしてきた。グリフの手にかかれば、そういった経験がポジティブになり、共感するフォロワーたちが後を絶たない。

◎リリース情報
配信シングル「ブラック・ホール」
2021/1/18 RELEASE
https://Japan.lnk.to/Griff_BHPu