【ビルボード】BTS「Dynamite」9度目のストリーミング首位 Eve「廻廻奇譚」初トップ10入り
【ビルボード】BTS「Dynamite」9度目のストリーミング首位 Eve「廻廻奇譚」初トップ10入り

 2021年1月4日付(集計期間:2020年12月21日~12月27日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”は、BTSの「Dynamite」が首位を獲得した。

 チャートイン19週目を迎えた「Dynamite」は、前週比106%となる12,546,669回再生を記録し、3週連続、通算9度目の首位獲得を達成した。当週は『CDTVライブ!ライブ!クリスマススペシャル』といった大型テレビ番組の露出があり、さらなる訴求を後押ししたものと思われ、同曲の週間再生回数としては最多となる数字を記録している。

 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』主題歌のLiSAの「炎」は、当週10,880,267回再生を記録し、前週比96%と推移は微減に留め、引き続き2位をマーク。そして3位に入ったのは優里の「ドライフラワー」で、再生回数は前週比104%の10,403,881回をマーク。自身初の週間1,000万回超えを記録した。トップ3の顔触れは前週と変わらないが、再生回数の差は小さく、いつ順位変動が起きてもおかしくない三つ巴状態といえる。

 前週5位から当週4位に上がったYOASOBIの「夜に駆ける」に続き、5位に入ったのはSEKAI NO OWARIの「silent」で、前週比117%と再生回数を伸ばして8,016,421回を記録。当週は同曲を主題歌に起用したドラマ『この恋あたためますか』が最終回を迎え、その盛り上がりが楽曲のチャート・アクションからも読み取れる。

 前週11位から当週7位に上昇し、自身初のトップ10入りを果たしたのはEveの「廻廻奇譚」。TVアニメ『呪術廻戦』のオープニング主題歌の同曲は、10月19日付で初登場58位をマークして以降、アニメの人気と歩を合わせるように右肩上がりの推移を維持していた。そして当週、同曲を表題にした最新EP『廻廻奇譚/蒼のワルツ』のリリースを迎え、順位も再生回数もピークを更新した。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Dynamite」BTS(12,546,669回再生)
2位「炎」LiSA(10,880,267回再生)
3位「ドライフラワー」優里(10,403,881回再生)
4位「夜に駆ける」YOASOBI(8,221,479回再生)
5位「silent」SEKAI NO OWARI(8,016,421回再生)
6位「虹」菅田将暉(7,407,387回再生)
7位「廻廻奇譚」Eve(5,833,798回再生)
8位「Step and a step」NiziU(5,522,862回再生)
9位「Make you happy」NiziU(5,445,682回再生)
10位「紅蓮華」LiSA(5,326,774回再生)

※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。