日向坂46、ライブ×演劇の配信ライブ【ひなくり2020】松田好花もサプライズ復帰
日向坂46、ライブ×演劇の配信ライブ【ひなくり2020】松田好花もサプライズ復帰

 日向坂46が、2020年12月24日に無観客配信ライブ【ひなくり2020 ~おばけホテルと22人のサンタクロース~】を開催した。

 今年のクリスマスライブは東京ドームで行うことを発表していた日向坂46だが、新型コロナウィルスの感染拡大により1年延期に。今回のライブは、このドーム公演の代わりに一夜限りのイベントとして企画された。ARなどの最新技術も駆使したライブと演劇を組み合わせたような独自のエンターテインメントで、カメラに向かってメンバーがアピールしながらパフォーマンスしていった。

 開演前の影ナレは、体調不良で休養中の宮田愛萌が担当。そしてサンタクロース衣装に身を包んだメンバーたちが登場し、佐々木美玲の「ひなくり2020、いっくよー!」という元気な掛け声でライブがスタート。序盤は「NO WAR in the fure 2020」「ドレミソラシド」などを歌唱し、曲の合間には芝居が挟まる形で進行していった。

 また、今年9月にリリースされた日向坂46の1stアルバム『ひなたざか』に初収録されている楽曲「ただがむしゃらに」の内容に合わせて、歌いながら元気に行進していくメンバーたちの前に、“旅から帰ってきたギタリスト”という設定で松田好花が登場。松田は眼の病気のため9月から休養しており、これがサプライズでの復帰となった。感極まってステージ上で涙を浮かべた松田は、富田鈴花とのユニット曲「まさか、偶然……」をアコースティックギターで弾き語りし、休養前と変わらぬ見事なハモリを聴かせた。

 ラストは、配信の画面上にエンドクレジットを流しながら「日向坂」を歌唱。グループの名を冠したこの曲を歌いながら、フォーメーション移動によってキレイな46度の坂道マークを形作った。

 アンコールでは、ファンのみならずメンバーからの人気も高い楽曲「青春の馬」を披露。そして前半で一曲だけ披露した松田好花が改めて呼び込まれ、画面の向こうのファンに「眼の病気でお休みをいただいてたんですけど、少しずつよくなってきたので、今回こういう形で出させていただくことができました。今こうやって立っていることが幸せです」と現在の状態と気持ちを伝えた。ラストは「約束の卵 2020」で【ひなくり2020】は幕を閉じた。

◎セットリスト
【ひなくり2020 ~おばけホテルと22人のサンタクロース~】
2020年12月24日(木)
01.NO WAR in the future 2020
02.ドレミソラシド
03.ただがむしゃらに
04.まさか、偶然…
05.川は流れる
06.どうして雨だと言ったんだろう?
07.ソンナコトナイヨ
08.こんな整列を誰がさせるのか?
09.Dash&Rush
10.この夏をジャムにしよう
11.窓を開けなくても
12.See Through
13.キツネ
14.一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない
15.キュン
16.My fans
17.誰よりも高く跳べ!2020
18.アザトカワイイ
19.JOYFUL LOVE FULL
20.日向坂
ENCORE
21.青春の馬
22.約束の卵 2020