【ビルボード】BTS「Dynamite」8度目のストリーミング首位 セカオワ「silent」右肩上がりで自己最高6位
【ビルボード】BTS「Dynamite」8度目のストリーミング首位 セカオワ「silent」右肩上がりで自己最高6位

 2020年12月28日付(集計期間:2020年12月14日~12月20日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”は、BTSの「Dynamite」が通算8度目となる首位を獲得した。

 前週8週ぶりの首位返り咲きを果たした「Dynamite」は当週、前週比96%の11,819,614回再生を記録し、ほぼ横ばいに推移して順位を維持。年末の大型音楽番組では、11月25日の『ベストアーティスト2020』や12月2日の『2020 FNS歌謡祭』に出演しており、こうしたメディア露出が新規リスナー層の拡大を手伝ったと思われる。12月21日には『CDTVライブ!ライブ!クリスマススペシャル』に登場、そして12月30日の『第62回 輝く!日本レコード大賞』のパフォーマンスも決まっており、次週以降もチャート・アクションの勢いは保たれるのではないだろうか。

 続く2位はLiSAの「炎」で、再生回数は前週比92%の11,271,882回を記録。12月25日の『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE 2020』や年末の『第71回NHK紅白歌合戦』、『CDTV ライブ!ライブ!年越しスペシャル 2020→2021』など、こちらも大型音楽番組でのメディア露出を受けた訴求が引き続き進みそうだ。

 そして3位に優里「ドライフラワー」、4位に菅田将暉「虹」、5位にYOASOBI「夜に駆ける」が入り、トップ5が前週から変動しなかった当週、9位から6位にランクアップしたのは、6,847,834回再生を記録したSEKAI NO OWARIの「silent」。ドラマ『この恋あたためますか』の主題歌で、10月21日に配信開始され、11月9日付で61位にデビューして以降、右肩上がりに順位を上げており、当週も自己最高位と再生回数のピークを更新した形だ。当週はCDリリース週となったが、次週はドラマの最終話放送日を集計期間に含むため、さらなる加速が期待できるだろう。

 当週の初登場楽曲としては、35位のNovelbrightの「ツキミソウ」が最高位。現在TikTokではユーザー参加型企画『#ツキミソウに想いをのせて』が展開されている。そのほか54位のずっと真夜中でいいのに。「正しくなれない」、66位の嵐「カイト」、70位のJr.EXILEの「WAY TO THE GLORY」などが初登場している。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Dynamite」BTS(11,819,614回再生)
2位「炎」LiSA(11,271,882回再生)
3位「ドライフラワー」優里(9,991,182回再生)
4位「虹」菅田将暉(7,909,536回再生)
5位「夜に駆ける」YOASOBI(7,720,351回再生)
6位「silent」SEKAI NO OWARI(6,847,834回再生)
7位「Step and a step」NiziU(6,029,951回再生)
8位「Stand by me, Stand by you.」平井大(5,585,398回再生)
9位「紅蓮華」LiSA(5,294,792回再生)
10位「Make you happy」NiziU(5,279,481回再生)

※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。