【米ビルボード・ソング・チャート】テイラー・スウィフト初登場1位、過去最多のクリスマス曲がTOP10にランクイン 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・ソング・チャート】テイラー・スウィフト初登場1位、過去最多のクリスマス曲がTOP10にランクイン

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【米ビルボード・ソング・チャート】テイラー・スウィフト初登場1位、過去最多のクリスマス曲がTOP10にランクイン

【米ビルボード・ソング・チャート】テイラー・スウィフト初登場1位、過去最多のクリスマス曲がTOP10にランクイン


 テイラー・スウィフトの「willow」が1位に初登場した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 新作『エヴァーモア』のリード・シングルとして同日12月11日にリリースされた「willow」は、初週3,000万再生を記録してストリーミング・ソング・チャートで4位、59,000のダウンロードを記録してデジタル・ソング・セールス・チャートでは同1位にデビューした。セールス・チャートでの首位獲得数は21曲目で、歴代トップを独走している。セールスが好調だった理由として、期間限定の値引きやリミックス、デモ音源、インストルメンタル等バージョン違いによる売り上げが挙げられる。

 「willow」が収録された『エヴァーモア』は、初週329,000ユニットを記録して今週のアルバム・チャート“Billboard 200”でも同1位に初登場した。テイラーは、8月8日付チャートでもBillboard 200で『フォークロア』を、Hot 100では「cardigan」をそれぞれ1位に初登場させ、シングル・アルバムの両チャートを制した。Billboard 200とHot 100で同時に初登場1位を獲得したのは、2020年12月5日付チャートで『BE』(Billboard 200)と「Life Goes On」(Hot 100)をデビューさせたBTSとテイラーの2組のみで、その記録を2回達成したのはテイラーが史上初となる。

 『エヴァーモア』からは、その他にも以下の15曲が今週100位内に初登場した。

1位「willow」
21位「champagne problems」
34位「no body, no crime feat.HAIM」
39位「tis the damn season」
40位「gold rush」
45位「tolerate it」
52位「happiness」
57位「evermore feat. Bon Iver」
61位「ivy」
63位「coney island feat. The National」
67位「dorothea」
68位「long story short」
71位「cowboy like me」
75位「marjorie」
82位「closure」

 意外ではあるが、ゲストとして参加したハイム(34位)とザ・ナショナル(63位)にとっては初のランクインとなる。ボン・イヴェールは、前作『フォークロア』に収録された「exile」(最高6位)含む4曲目のエントリー。

 今週15曲を初登場させたことで、テイラーはHot 100におけるランクイン数を128曲に更新した。そのうち34曲が2020年にエントリーさせたタイトルで、リル・ウージー・ヴァート(46曲)、リル・ベイビー(36曲)に続く3番目、女性アーティストとしては最多記録を達成している。

 Hot 100で首位を獲得したのは前述の「cardigan」に続く7曲目で、首位獲得曲数としては歴代21位、女性アーティストとしては7位に順位を更新した。歴代トップはビートルズの20曲で、女性アーティストの最多はマライア・キャリーの19曲。

 初登場1位獲得はその「cardigan」と2014年9月6日付チャートで記録した「シェイク・イット・オフ」含む3曲目で、ジャスティン・ビーバー、マライア・キャリー、ドレイク、トラヴィス・スコットと歴代2位タイに並んだ。歴代トップは、アリアナ・グランデの5曲。

Hot 100首位獲得曲
2012年「ウィ・アー・ネヴァー・エヴァー・ゲッティング・バック・トゥゲザー」(3週)
2014年「シェイク・イット・オフ」(4週)
2014年「ブランク・スペース」(7週)
2015年「バッド・ブラッド feat.ケンドリック・ラマー」(1週)
2017年「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」(3週)
2020年「cardigan」(1週)
2020年「willow」

 TOP10入りは通算29曲目で、28曲で並んでいたマライア・キャリー、スティーヴィー・ワンダーを抜き歴代単独6位に浮上した。

TOP10入り楽曲数
42曲 ドレイク
38曲 マドンナ
34曲 ビートルズ
31曲 リアーナ
30曲 マイケル・ジャクソン
29曲 テイラー・スウィフト
28曲 スティーヴィー・ワンダー
28曲 マライア・キャリー
27曲 ジャネットジャクソン
27曲 リル・ウェイン
25曲 エルヴィス・プレスリー

 TOP10に初登場した曲数は「willow」で19曲目に更新され、女性アーティストとしては歴代トップを維持している。

 Hot 100における初登場1位獲得曲は「willow」で47曲目だが、そのうち12曲が2020年に達成されたタイトルで、1年間の記録としてはこれまでの最多記録だった1995年と2018年の4曲を大きく上回り、単独記録をさらに更新した。また、2020年に1位を獲得したタイトルも「willow」で20曲目に更新され、ニールセンが集計をスタートした1991年以降1年間の最多記録を更新している。

 「willow」の登場により、先週1年ぶりに首位復帰を果たしたマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」は2位にダウンしたが、各ポイントは上昇していて、前週比29%増加の4,050万再生を記録して、ストリーミング・ソング・チャートでは通算8週目の1位をキープ。31%増加の10,000ダウンロードを記録して、デジタル・ソング・セールス・チャートでは8位から6位に、12%増加の3,080万回を記録して、エアプレイ・チャートでは22位から17位にそれぞれ上昇した。Holiday 100(ホリデー・ソング・チャート)では44週目の1位を獲得している。

 次週の集計はクリスマスのピークに行われるため、「恋人たちのクリスマス」が再び1位に返り咲く可能性が高い。

 「恋人たちのクリスマス」の他にも、ブレンダ・リーの「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」は3位をキープし、ボビー・ヘルムズの「ジングル・ベル・ロック」は5位から4位に上昇。バール・アイヴス「ア・ホリー・ジョリー・クリスマス」 が14位から6位に上昇するなど、今週もホリデー・ソングが上位を占めている。今週は、TOP10に計6曲のホリデー・ソングがランクインし、 2020年1月4日付チャートと先週の5曲を上回る、歴代最多記録を更新した。

 ホリデー・ソングとしてはカウントされていないが、先週の24位から9位にTOP10復帰したBTSの「Dynamite」も、12月11日にリリースされたリミックス“Holiday Remix”の効果を受けストリーミング、セールスを上昇させている。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは12月25日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「willow」テイラー・スウィフト
2位「恋人たちのクリスマス」マライア・キャリー
3位「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」ブレンダ・リー
4位「ジングル・ベル・ロック」ボビー・ヘルムズ
5位「ムード」24kGoldn feat.イアン・ディオール
6位「ア・ホリー・ジョリー・クリスマス」バール・アイヴス
7位「イッツ・ザ・モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ザ・イヤー」アンディ・ウイリアムス
8位「ポジションズ」アリアナ・グランデ
9位「Dynamite」BTS
10位「Feliz Navidad」ホセ・フェリシアーノ


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