<ネタバレあり>『マンダロリアン』SWファン感動の賞金稼ぎボバ・フェットの台詞
<ネタバレあり>『マンダロリアン』SWファン感動の賞金稼ぎボバ・フェットの台詞

 『スター・ウォーズ』の人気キャラクターのボバ・フェットに続く新たな賞金稼ぎマンダロリアンを主人公にした実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』の最新シーズンがDisney+で絶賛配信中だ。

※以下チャプター14(シーズン2第6話)のネタバレを含む

 『スター・ウォーズ』ファンから絶大なる人気を誇るボバ・フェットは、チャプター14で完全復活を果たす(シーズン2第1話で一瞬登場していた)。本作には正史『スター・ウォーズ』の世界観を踏襲した台詞や小ネタがたくさん散りばめられているが、ボバ・フェットが放った<俺は宇宙に足跡を残したいだけ。俺の父親同様にな>という台詞は、かつて父親ジャンゴ・フェットが言った台詞<俺は宇宙に足跡を残そうとしているだけの単純な男だ>を踏襲し、亡き父の意志を受け継ぐ言葉でもある。『スター・ウォーズ』ファンからはボバの復活とともに、ジャンゴを思わせる台詞にも感動の声が上がっている。

 マンダロリアンと同じようなスーツとアーマーが印象的なボバ・フェットは、銀河で最も恐れられている賞金稼ぎの一人。父親である賞金稼ぎのジャンゴ・フェットの遺伝子クローンであり、ジャンゴに格闘や武術を学びながら息子として育てられた。しかし幼い頃のボバは『エピソード2/クローンの攻撃』で父ジャンゴが、ジェダイであるメンス・ウィドウに殺されるのを目撃してしまい、ボバはジェダイを憎むようになった。そんな辛い経験をしたボバは父への思いが強く、チャプター14でマンダロリアンから素性を聞かれた時に答えた前述の台詞から、これまで亡き父への思いを抱えて生きてきたことが明らかになる。

 『クローンの攻撃』でジャンゴ・フェットを演じ、本作ではボバを演じている俳優のテムエラ・モリソンは「ボバはどうにか生き延びてきたんです。彼はただの男ではなく、銀河系の中で自分の道を切り開こうとしているのかもしれません。戦いに疲れたのか、殺し合いに疲れたのかは分かりませんが、僕自身もボバを演じることで彼の魅力をもっと追求したいと思っています」と明かす。

 ボバ自身も『ジェダイの帰還』で亡くなったと思われていたが、実は生き延びていたこともファンに衝撃を与えている。サルラックに落ちたあと、どうやって生還したのか? 本作でボバはマンダロリアンからアーマーを返してもらう代わりに、帝国の残党兵モフ・ギデオンに盗まれたザ・チャイルドを助け出すのを手伝うことになる。マンダロリアンとザ・チャイルドの旅の行方とともに、ボバの過去にも目が離せない。

◎作品情報
『マンダロリアン』
毎週金曜日、Disney+で独占配信
(C)2020 Lucasfilm Ltd.

『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
Disney+で配信中
(C)2020 Lucasfilm Ltd.