ハリー・スタイルズ、ヴォーグ表紙でドレスを着たことへの批判に反論 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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ハリー・スタイルズ、ヴォーグ表紙でドレスを着たことへの批判に反論

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ハリー・スタイルズ、ヴォーグ表紙でドレスを着たことへの批判に反論

ハリー・スタイルズ、ヴォーグ表紙でドレスを着たことへの批判に反論


 米誌バラエティの2020年“ヒットメイカー・オブ・ザ・イヤー”特集の顔になったハリー・スタイルズが、先日米誌ヴォーグの表紙を飾ったことへの反発の声を全く気にしていないことや、Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター/BLM、黒人の命は重要)運動に対する見解などについて語っている。

 ヴォーグの2020年12月号で単独で表紙を飾った初の男性モデルとなったハリーだが、カヴァー・ショットでグッチのドレスを着ていたことを一部の保守系コメンテーターなどが酷評した。もともとジェンダーレスなファッションを好んでいた彼だが、今回の反発の声については、「女性の服だからって何かを着ないなんて、最高の服の世界を丸々シャットアウトしてしまうってことじゃないか。今の時代がエキサイティングなのは、好きなものを着てもいいってことだよ。XかY、じゃなくたっていい。その線引きはどんどん曖昧になっているんだ」と反論している。

 彼はまた、バラエティのフォトシュートからの一枚を自身のインスタグラムでシェアした際に、「Bring back manly men」(男性らしい男性を取り戻そう)とだけキャプションに綴った。これは保守系論客のキャンダス・オーウェンズが彼のジェンダーレス・スタイルをSNSで嘆いていた時に使っていた言葉をそっくりそのまま返した形だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大が始まった頃に、米ロサンゼルスからイギリスに帰国した彼は、予定されていた【Love On Tour】ツアーが2021年2月まで延期されたこともあり、約9か月間ロンドンで過ごした。“こういう瞬間、不透明な瞬間に身を乗り出してみるんだ”と語る彼は、この間、“アーティストでいるということは実際どういうことなのか、何故僕らはこれをするのか”などについて考える時間がたっぷりあったと振り返っている。

 また、この期間中に米国で起きた警察の手によるジョージ・フロイド殺害事件をきっかけに世界中に爆発的に拡大したBLM運動についても、白人としての特権について考えさせられたという。5月の段階でインスタに連帯と関連団体への寄付を表明するメッセージを投稿している彼は、このインタビューでも、「人種について話すのは誰にとっても本当に居心地の悪いことだ。僕が気付かされたのは、その会話に対する自分の居心地なんて、問題そのものに何の関係もないってことで、会話をしない理由にはならない。振り返ってみると、僕は過去に十分声を上げてこなかったと思う。その気持ちを胸に、僕はもっと心を開いて学ぼうとしている。20年経った頃に、正しいことがまだ行われていて、正しい人が正しい機会を与えられていることを確実にするために、(白人としての)僕の側から何ができるか?一過性のものじゃないようにするには何をすべきか?」などと考え続けていると明かしている。

 ワン・ダイレクションが活動休止してから5年が経ち、すっかり軌道に乗ったソロ活動が高く評価されている彼だが、自身のボーイ・バンド時代を決して悪く言わないことについて、「バンドから出てきてソロ活動を始める人の歴史に目を向けるとさ、バンドにいたことを弁解しなければならない気持ちになるみたいだよね。“大丈夫だよ、みんな、あれは僕じゃなかったんだ!本当にやりたかったことをようやくできるようになったんだ”みたいな。でもさ、僕たちはバンドにいることが大好きだったんだよ」と述べ、「人を仲違いさせようとする傾向があるよね。僕たちの場合、そういうことは一切なかった。進化の次のステップってことなんだよ。僕たち全員がバンドの外で違うことを達成してきたということは、バンドでどれだけ努力していたかについて多くを物語っていると思うよ」と語っている。


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