マライア・キャリー、故D・ボウイの「ヒーローズ」を含むメドレーをNY市民を祝うイベントで披露
マライア・キャリー、故D・ボウイの「ヒーローズ」を含むメドレーをNY市民を祝うイベントで披露

 マライア・キャリーが、2020年12月1日に開催されたRobin HoodとiHeart Radio主催の『Heroes of New York』イベントにリモート出演した。

 自身の大ヒット曲「ヒーロー」を含むメドレーをホーム・スタジオから披露した彼女は、歌に入る前に、「7か月前、ニューヨークは追い詰められていました。私たちの隣人たちが助けを必要としていたので、(NYで貧困対策に取り組む団体)Robin Hoodが私たちに支援を呼びかけました。ニューヨーカーたちはその呼びかけに応じ、立ち上がりました」と述べ、“私たちの街を完全復活への軌道に乗せてくれた、自分ができることをしてニューヨークの何千人ものヒーローたち”にメドレーを捧げると語った。

 マライアはまず、故デヴィッド・ボウイの1977年の「ヒーローズ」を歌い始めてから、スムーズに自身が1993年にリリースした「ヒーロー」に移行した。そして最後は”クイーン・オブ・クリスマス”らしく、メリスマをふんだんにちりばめた「もろびとこぞりて」をバック・コーラス付きで高らかと歌い上げている。

 この1時間番組は、新型コロナウイルスの感染拡大により大きな打撃を受けた米ニューヨークで、広い心で隣人に手を差し伸べることで街全体の復活に貢献した多くの人々を祝うために行われたもので、アンドリュー・クオモNY州知事をはじめ、アンディ・コーエン、ジョン・スチュワート、ケリー・リパ、トニー・ベネットなどが出演した。