セレーナ・ゴメス、腎臓移植の手術痕に対する心境の変化を語る
セレーナ・ゴメス、腎臓移植の手術痕に対する心境の変化を語る

 米誌ピーブルの2020年“ピープル・オブ・ザ・イヤー”の一人に選ばれたセレーナ・ゴメスが、記念インタビューで2017年に受けた腎臓移植手術の手術痕に対する心境の変化について語っている。

 この移植手術は、自身が患っている難病のループス(全身性エリテマトーデス)が原因だったと発表している彼女は、「手術直後は、ちょっぴり悲しい気持ちでした。すでにつらい思いをしているところへ、“自分の見た目が変わってしまった。自分の体が居心地良く思えない”というプレッシャーが加わるから」と述べているが、親しい人々の励ましで考えが徐々に変わっていったと続けている。

 現在28歳の彼女は、「でも私は、時々自分が抜け出せなくなってしまっていることの向こう側が見えている、最高の人々に囲まれていているんです。あの傷痕がなければ、私はここにいませんから、今は全く違う風にそれを見ています。むしろ戦士のような気分です」と語っている。

 今年9月にセレーナは、ブルーの水着を着た写真をインスタグラムに投稿したが、内太ももの付け根部分に残る手術痕がはっきりと写るようにポージングしていた。キャプションで彼女は、「腎臓移植を受けた頃は、傷痕を見せるのがとてもつらかったことを覚えています。写真に写されたくなかったから、それを隠せるような服を着ていました。今は、これまで以上に、自分と自分が体験したことに対して自信を持てるようになりましたし、誇りに思っています」と綴っていた。

 全身性エリテマトーデスによる臓器障害で移植が必要になったセレーナは、2017年の夏に親友の女優フランシア・レイサから腎臓を提供してもらった。