【ビルボード 2020年年間TOP Albums Sales】米津玄師『STRAY SHEEP』が圧倒的首位、嵐は3週で2位に
【ビルボード 2020年年間TOP Albums Sales】米津玄師『STRAY SHEEP』が圧倒的首位、嵐は3週で2位に

 2020年年間Billboard JAPANアルバム・セールス・チャート“TOP Albums Sales”で、米津玄師の『STRAY SHEEP』が1位に輝いた。

 『STRAY SHEEP』には「Lemon」、「パプリカ」、「馬と鹿」など数々のヒット曲が収録されているとあって、幅広い層のファンに支持され、発売週から4週連続で1位を獲得。その後も10週にわたってトップ10をキープし続け、年間1位を勝ち取った。発売週に881,576枚を売り上げたこの作品は2週目にミリオンを突破し、1,475,062枚まで売上を伸ばして2020年年間のアルバム・セールスにおいて唯一のミリオンセラーとなっている。

 続く2位は2020年末に活動休止を控える嵐の『This is 嵐』が獲得した。嵐は昨年オールタイム・ベスト・アルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』で2019年の年間Billboard JAPANアルバム・セールス・チャートの1位を獲得したが、2020年はオリジナル・アルバムで、発売からわずか3週での年間チャート2位獲得を果たした。

 3位はBTSの『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』が獲得。本作は前作『FACE YOURSELF』から約2年3か月ぶりとなる日本4thアルバムで「Stay Gold」、「Your eyes tell」など、総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”に長くチャートインしている楽曲が多数収録されている。初週で580,555枚を売り上げただけでなく、その後も674,168枚まで売上を積み上げて3位を獲得した。

 2019年は1位から3位はすべてアイドルグループ(1位 嵐、2位 King & Prince、3位 乃木坂46)だったが、2020年はそれぞれタイプの異なるアーティストが名を連ねる結果となった。

 また、2019年はトップ10にベスト盤が2作品チャートインしていたが、2020年はトップ10にベスト盤は入っておらず、人気楽曲が収録されたオリジナル・アルバムが上位を占めている。2020年前半にコロナ禍によるCD発売延期が相次ぎ、ライブツアーやイベントなどが例年通りに行えない状況は現在も続いている。2019年の年間と比較するとアルバムの発売商品数は約14%減少し、上位100作品の売上枚数も約13%の減少となった。

◎【Billboard JAPAN TOP Albums Sales of the Year 2020】トップ10
1位『STRAY SHEEP』米津玄師(1,475,062枚)
2位『This is 嵐』嵐(766,980枚)
3位『MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~』BTS(674,168枚)
4位『L&』King & Prince(613,973枚)
5位『CEREMONY』King Gnu(447,066枚)
6位『24H』SEVENTEEN(330,326枚)
7位『MAP OF THE SOUL : 7』BTS(265,408枚)
8位『Traveler』Official髭男dism(258,273枚)
9位『Strawberry Prince』すとぷり(247,942枚)
10位『おいしいパスタがあると聞いて』あいみょん(216,974枚)

集計期間:2019年11月25日(月)~2020年11月22日(日)
※()内の数字は集計期間中のセールス枚数となります。