テイラー・スウィフト、旧作を再録していると明言
テイラー・スウィフト、旧作を再録していると明言

 2020年11月22日に開催された【2020 アメリカン ・ミュージック・アワード】(AMAs)で、<最優秀アーティスト賞>、<最優秀ポップ/ロック・アーティスト賞>、<最優秀ミュージック・ビデオ賞>を受賞したテイラー・スウィフトが、授賞式を欠席した理由について旧作の再レコーディング作業の真っ最中であるからだと明言した。

 ビデオ・メッセージで彼女は、「私が音楽活動を続けてきた年月を通じて、皆さんは最高であり続けてくれましたが、これほどまでに遠く離れてしまっている今年は特にそうでした」とファンに感謝し、「今夜私がそこにいないのは、自分の古い楽曲を全て、オリジナルをレコーディングしたスタジオで再録しているからです」と明かした。

 2006年から2017年の間にビッグ・マシーン・レーベル・グループからリリースされたテイラーの初期6作の原盤権は、2019年6月に同社を買収したスクーター・ブラウンのイサカ・ホールディングスが入手したあと、2020年10月頃に投資会社であるシャムロック・キャピタルに売り渡されていたことが判明した。

 先週、「知らされることなく自分の音楽が売られてしまったのはこれで2回目でした」と、憤りながらTwitterで事情を説明した彼女は、これまでファンや業界関係者が予想し、本人も遠回しに言及していた旧作の再レコーディングについて【AMAs】のメッセージで初めてはっきりと認めた形だ。