【米ビルボード・ソング・チャート】24kGoldn&イアン・ディオール首位返り咲き、アリアナはTOP10に2曲ランクイン 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・ソング・チャート】24kGoldn&イアン・ディオール首位返り咲き、アリアナはTOP10に2曲ランクイン

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【米ビルボード・ソング・チャート】24kGoldn&イアン・ディオール首位返り咲き、アリアナはTOP10に2曲ランクイン

【米ビルボード・ソング・チャート】24kGoldn&イアン・ディオール首位返り咲き、アリアナはTOP10に2曲ランクイン


 24kGoldnの「ムード feat.イアン・ディオール」が首位に返り咲いた、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 先週、アリアナ・グランデの「ポジションズ」とルーク・コムズの「フォーエバー・アフター・オール」が1位、2位に初登場したことで、一旦その座を明け渡したが、安定したポイントを維持して通算3週目の首位復帰を果たし、ロック&オルタナティブ・ソング・チャートとオルタナティブ・ソング・チャートでは11週、ラップ・ソング・チャートでは4週目の1位をキープした。

 ストリーミングとセールスは若干減少しているが、ラジオのオンエア数は前週から7%増加の8,420万回を記録して、エアアプレイ・チャートでも2週目の首位を獲得している。ストリーミング・チャートでは先週に続き6位に(1,920万再生)、デジタル・ソング・セールス・チャートでは10位から6位にランクアップした(7,000ダウンロード)。セールスは先週から10%ほど減少しているが、全体の売り上げが低迷しているため順位は上昇している。

 11月6日にジャスティン・ビーバーとJ.バルヴィンをフィーチャーしたリミックスがリリースされたため、次週はセールス、ストリーミングいずれも増加することが予想される。

 先週No.1デビューを飾ったアリアナ・グランデの「ポジションズ」は2位にダウンしたが、同曲もラジオの伸び率が良く、前週から40%増加の2,750万回を記録して、エアプレイ・チャートでは41位から28位にジャンプアップした。週間ストリーミング数は前週から28%も減少(2,560万回)しているが、セールスと同様に他曲の再生回数が減少しているため、ストリーミング・チャートでは2週目の首位を死守している。

 アリアナは、今週8位にも新曲「34 + 35」を初登場させ、前作『thank u, next』(2019年)に続きシングル2曲を連続でTOP10デビューさせるという快挙も達成した。また、先週「ポジションズ」が1位に初登場したことで、これまでリリースしたアルバム6作からのリード・シングルが、6曲いずれもTOP10デビューするという記録も打ち立てている。

 「34 + 35」は、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で1位に初登場したニュー・アルバム『ポジションズ』と同日の10月30日にリリースされ、初週は2,170万ストリーミング、3,000ダウンロードを記録。エアプレイは570万回でスタートを切った。「ポジションズ」と「34 + 35」は、ラジオ向けシングルとしてもプロモーションが強化されている。

 アリアナはこれでTOP10ランクイン数を18曲目に更新し、ダイアナ・ロス、アッシャー、カニエ・ウェストのベテラン勢に並んだ。初めてTOP10入りしたのは、2013年4月13日付チャートで10位にデビューした「ザ・ウェイfeat.マック・ミラー」で、およそ7年半という短いスパンでTOP10に18曲を送り込んでいる。同期間では、ドレイクが31曲をランクインさせるという大記録を残しているが、女性アーティストとしては期間最多記録となる。

 ザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」は先週の5位から4位に再浮上し、TOP5のランクイン週を歴代最多の32週目に、TOP10の滞在週を38週目にそれぞれ更新した。次週10位内にランクインすれば、ポスト・マローンの「サークルズ」(39週)と並ぶ歴代最長記録に達するわけだが、主要ポイントの安定感やこれまでの傾向からすると、一気に圏外にランクダウンするとは考えにくく、年内に39週を超える歴代単独記録を打ち立てるだろう。

 先週6位に上昇したギャビー・バレットの「アイ・ホープ feat.チャーリー・プース」は、今週5位に最高位を更新した。初のチャートインからTOP5にランクインするまでの期間は45週間で、イマジン・ドラゴンズの「レディオアクティヴ」が記録した42週を超える歴代最長期間も打ち破った。TOP5ランクインまでに30週を超えたタイトルは以下の通り。

()内は達成年
45週 ギャビー・バレット「アイ・ホープ feat.チャーリー・プース」(2020年)
42週 イマジン・ドラゴンズ「レディオアクティヴ」(2013年)
34週 フロリダ・ジョージア・ライン「クルーズ feat.ネリー」(2013年)
30週 ボビー・ヘルムズ「ジングル・ベル・ロック」(2020年)
30週 ブレンダ・リー「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」(2019年)
30週 マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」(2019年)
30週 ローンスター「アメイズド」(2000年)

 「クルーズ」と「アメイズド」は、「アイ・ホープ」同様カントリーからポップにクロスオーバーした曲で、「レディオアクティヴ」もロックとポップいずれのチャートでもヒットした。昨年19週の1位をマークしたリル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロード」や今週1位の「ムード」もそうだが、ジャンルのフォーマットが多岐にわたったことで幅広い層に支持され、ロング・ヒットにも繋げた。「アイ・ホープ」は、チャーリー・プースのリミックスが発売されて以降ポップ系のチャートにもランクインするようになり、今週はカントリー・ソング・チャートで15週、アダルト・ポップ・ソング・チャートでは4週目の首位をキープしている。

 一方3曲のクリスマス・ソングは、ストリーミングがチャートに加算されるようになった2014年以降、ホリデー・シーズンに再生回数が急上昇することで毎年上位にランクインするようになった。ストリーミングが強化された昨今は特にその影響が大きく、3曲いずれも昨年~今年初頭にTOP5入りを果たしている。

 8位のアリアナに続き、9位にも‎バッド・バニーとジャイ・コルテッツによるコラボレーション曲「Dakiti」が初登場した。初週のストリーミング数は2,220万回で、セールス(ダウンロード数)が5,000、エアプレイは320万回を記録している。

 バッド・バニーがTOP10入りしたのは、首位を獲得したカーディ・Bの「アイ・ライク・イット feat. J.バルヴィン&バッド・バニー」(2018年)、同年に最高5位をマークした「MIA feat. ドレイク」に続く3曲目で、ジャイ・コルテッツにとっては自身初のTOP10入り。同曲は今週のラテン・ソング・チャートで1位にデビューしているが、同チャートで首位を獲得した楽曲が同時にHot 100でTOP10にデビューしたのは「Dakiti」が初のタイトル。また、全編スペイン語による楽曲がHot 100でTOP10に初登場したのは、「MIA」と「Dakiti」のみとなる。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは11月13日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「ムード」24kGoldn feat.イアン・ディオール
2位「ポジションズ」アリアナ・グランデ
3位「ラフ・ナウ・クライ・レイター」ドレイクfeat.リル・ダーク
4位「ブラインディング・ライツ」ザ・ウィークエンド
5位「アイ・ホープ」ギャビー・バレットfeat.チャーリー・プース
6位「サヴェージ・ラブ(ラックスド - サイレンビート)」ジョーシュ685、ジェイソン・デルーロ
7位「レモネードfeat.ドン・トリバー&NAV」インターネット・マネー&ガンナ
8位「34 + 35」アリアナ・グランデ
9位「Dakiti」バッド・バニー&ジャイ・コルテッツ
10位「WAP」カーディ・B feat.ミーガン・ジー・スタリオン


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