ハリー・スタイルズ、地元英マンチェスターに新設されるアリーナ開発に携わる
ハリー・スタイルズ、地元英マンチェスターに新設されるアリーナ開発に携わる

 ハリー・スタイルズが、故郷である英マンチェスターに建設される新アリーナ施設Co-op Liveの開発に関わることが分かった。Oak View Group(OVG)が開発する全英最大規模のアリーナとなる同施設の計画は、2020年9月に認可され、2023年にオープン予定となっている。

 OVGのプレス・リリースには、「芸術的キャリアのピークにいる(ハリー・スタイルズを)迎え、アリーナに投資していただけることは、OVGにとって大変見事な戦略であると言えます。また、10代だった彼の最初の仕事が、Co-op店で新聞配達をすることだったことからも、Co-op Liveへの投資はハリーにとっても特別なループが閉じられることを意味します」と記載されている。声明によると、ハリーは詳細不明の資本利子を受け取り、プロジェクト開発に関わる。

 OVGのFrancesca Bodieは、「OVGのヴィジョンは、あらゆる決断においてファンとアーティストを最優先するという独自の視点により動かされています。Co-op Liveを訪れる客やアーティストに、一流の体験を提供できるようアドバイスしていだけるアーティストとして、現在ハリーほど最適な人物はいません。それを提供する努力を続ける中、ハリーのアドバイスとコンサルティングは非常に有益なものになるでしょう」とコメントしている。

 OVGのティム・レイウィキ(Tim Leiweke)最高責任者(チーフ・エグゼクティブ)の、共同経営者であるアーヴィング・エイゾフ(Irving Azoff)は、ハリーなどのAリスト・アーティストたちをマネージメントしているジェフリー・エイゾフの父親だ。エンターテインメント業界内のさまざまな分野に手広く投資しているOVGは、ライブ業界が新型コロナウイルスのパンデミックによる打撃を受ける中、経営は安定し人員削減は免れている。

 米ビルボードに寄せた声明でハリーは、「Co-op Liveの計画で、OVGと提携できることをとても光栄に思い、興奮しています。マンチェスターは、素晴らしい人々で賑わう素晴らしい街なので、このプロジェクトに関われて最高に嬉しいです。帰ってきた気がとてもします。このプロジェクトには、あらゆるレベルで惹かれました。もたらされる機会や、街への貢献、そして最も大切なことですが、マンチェスターにおけるライブ音楽のさらなる繁栄が可能になるということです。このアメイジングな街が成長し続けていることを示すもう一つの兆しなのです」とコメントしている。