ビリー・アイリッシュ、インスタでボディ・シェイミングに抗議「本当に時を遡りたい?」
ビリー・アイリッシュ、インスタでボディ・シェイミングに抗議「本当に時を遡りたい?」

 ビリー・アイリッシュが、2020年10月13日にインスタグラムを更新し、珍しく胸のラインがはっきりと分かる自身の写真に、「本当に時を遡りたい?」とキャプションをつけて投稿した。

 普段は独特なオーバーサイズの衣装がトレードマークとなっている18歳の彼女だが、この上半身のポートレートでは、肩から腕にかけて肌が露出し、ポーズと真っ赤な照明の加減で胸まわりが強調されているような構図になっている。この写真を投稿した直後に、彼女はChizi DuruというTikTokユーザーが投稿した動画に、「現実の人体を標準化できないかな??」とメッセージをつけ、ストーリーズ機能でシェアしていることから、ボディ・シェイミングに対する彼女なりの反論であるとみられている。

 ビリーは最近、米ロサンゼルスの街中をタンクトップと短パン姿で出歩いていたところをパパラッチされ、服装や体型をけなす(ボディ・シェイミング)行為のターゲットとなった。彼女がシェアした動画では、Chizi Duruが、「みんな、現実の人体を標準化し始めないとダメだよ、OK?誰もがでっかいケツを持っているわけじゃないんだよ、OK?お腹が出ていることは普通なんだよ、普通。おっぱいだって垂れるんだよ、特に母乳育児をしたあとは!インスタグラムは現実じゃないんだよ!」とカメラに向かって語りかけている。

 ビリーは、今月上旬に兄フィニアスとリモート出演した『ザ・トゥナイト・ショー』で、新型コロナウイルスのパンデミック中に“音楽をたくさん作った”と明かした。「そうでなければ作っていなかったと思う、この時間がなかったとしたら。世界で(パンデミックが)起きているということは悲惨だけれど、生まれたものもあると思う。私たちは運が良かった」と彼女は語っていた。