【ビルボード】ヤバイTシャツ屋さん『You need the Tank-top』が総合アルバム首位 ユニゾン/米津が続く
【ビルボード】ヤバイTシャツ屋さん『You need the Tank-top』が総合アルバム首位 ユニゾン/米津が続く

 2020年10月12日付(集計期間:2020年9月28日~10月4日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”で、ヤバイTシャツ屋さんの『You need the Tank-top』が総合首位を獲得した。

 本作はヤバイTシャツ屋さんにとって4枚目のオリジナル・アルバムであり、『スプライト』のCMソング「癒着☆NIGHT」など、全13曲が収録されている。ダウンロードでは696DLで10位、ルックアップでは7位とトップ5には入らなかったものの、CDセールスでは39,295枚を売り上げて1位と、CDセールス指標のポイントが大きく牽引して総合アルバム首位となった。

 総合2位には、UNISON SQUARE GARDENの8thアルバム『Patrick Vegee』がチャートイン。ダウンロードでは1,835DLで3位、ルックアップも3位と、『You need the Tank-top』よりも高い順位を記録したが、CDセールスでは27,545枚の売上で2位となり、総合アルバム首位に惜しくも届かなかった。そして総合3位には、チャートイン9週目の米津玄師の『STRAY SHEEP』が登場。ポイントは減少を見せてはいるものの、ルックアップ1位、ダウンロードは2,118DLで2位、CDセールスは11,567枚で6位と上位をキープしている。

 そのほかトップ10に初登場しているのは、松田聖子の40周年記念アルバム『SEIKO MATSUDA 2020』(4位)、『ファイナルファンタジー XIV』の人気楽曲を収録したリミックス・アルバム『Pulse: FINAL FANTASY XIV Remix Album』(7位)、ボン・ジョヴィの4年ぶり15枚目のオリジナル・アルバム『2020』(9位)、クイーン+アダム・ランバートの初ライヴ・アルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』(10位)の計4作品。特に『Pulse: FINAL FANTASY XIV Remix Album』は3,145DLと、ダウンロードの指標で1位を記録している。

 前週総合65位だった緑黄色社会の『SINGALONG』は4月22日に配信リリースされていた作品だが、9月30日にCDリリースされ、当週10,679枚を売り上げてCDセールス7位を記録。総合アルバムでは8位に上昇する結果となった。また、トップ10には入らなかったものの、BLACKPINKの1stフル・アルバム『THE ALBUM』が総合12位にチャートイン。10月1日にYouTubeで公開された収録曲「Lovesick Girls」のミュージックビデオ再生回数は1億回を超えている。そんな『THE ALBUM』のダウンロード数は1,818DLを記録しており、ダウンロード4位を記録した。

◎【HOT ALBUMS】トップ10
1位『You need the Tank-top』ヤバイTシャツ屋さん
2位『Patrick Vegee』UNISON SQUARE GARDEN
3位『STRAY SHEEP』米津玄師
4位『SEIKO MATSUDA 2020』松田聖子
5位『おいしいパスタがあると聞いて』あいみょん
6位『ひなたざか』日向坂46
7位『Pulse: FINAL FANTASY XIV Remix Album』(ゲーム・ミュージック)
8位『SINGALONG』緑黄色社会
9位『2020』ボン・ジョヴィ
10位『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』クイーン+アダム・ランバート