<ライブレポート>MIYAVI、新EPを引っ提げたアコースティック・ライブがビルボードライブで開催 その「想い」まで体感するプレミアム・ライブに 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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<ライブレポート>MIYAVI、新EPを引っ提げたアコースティック・ライブがビルボードライブで開催 その「想い」まで体感するプレミアム・ライブに

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<ライブレポート>MIYAVI、新EPを引っ提げたアコースティック・ライブがビルボードライブで開催 その「想い」まで体感するプレミアム・ライブに

<ライブレポート>MIYAVI、新EPを引っ提げたアコースティック・ライブがビルボードライブで開催 その「想い」まで体感するプレミアム・ライブに


 MIYAVIが、【MIYAVI Acoustic at Billboard LIVE 2020】を2020年9月にビルボードライブ東京・大阪で開催した。

 今年4月に発売された最新アルバム『Holy Nights』の収録3曲を、アコースティック&ストリングスにリアレンジしたEP『Holy Nights (Lockdown 2020)』を9月4日に配信リリース、同作を引っ提げた形となった今回のライブ。5月~6月に予定されていた【MIYAVI “Holy Nights” JAPAN TOUR 2020】が惜しくも中止となる中、急遽決定したアコースティック・バージョンのステージは、その唯一無二のプレイを体感する貴重な機会となった。今回は9月15日に行われた2ndステージの様子を紹介する。

 ステージでギターを手にしたMIYAVIの「Are you ready?」という一言から、キレのあるカッティングで幕を開ける「WHAT'S MY NAME?」でライブがスタート。本公演は、MIYAVIを長年支えているBOBO (Drums)をはじめ、櫻田泰啓(Keyboards)とHanah Spring (Chorus)を加えた4人編成。「ようこそ、【MIYAVI Acoustic at Billboard LIVE 2020】へ」と挨拶をすると、「Holy Nights (Intro)」を奏ではじめる。楽器隊の壮大なアンサンブルと哀愁漂うギターサウンドがダイナミックに絡み合う。そこから跳ねるビートとドラマチックなメロディが疾走感を生み出す「Need for Speed」へと繋げていく。

 9月14日に39歳の誕生日を迎えたばかりのMIYAVIは、「遂に39歳。40歳超えても、戦っていけるように、一歩一歩踏みしめてやっていきたいと思います」と決意表明。続けて、沢田研二のカバー曲「TOKIO」では演奏中、BOBOや櫻田と対面しエモーショナルに激しくギターをかき鳴らす。そして、ニューアルバム『Holy Nights』から「Heaven is A Place On Earth」と「Live To Dream」を披露。その高揚感に包まれる中、「Fragile」ではMIYAVIの背面に星のような照明が映し出される演出で観客を魅了した。

「UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)」の親善大使として、世界の難民問題に取り組み、世界中を周って活躍しているMIYAVI。中盤では、その活動を通して特に思い入れが深まったという楽曲「WHAT A WONDERFUL WORLD」を歌い上げる。演奏中、始終、観客が手拍子で盛り立て、会場全体に一体感が生まれていく。そしてアップテンポなナンバー「Real?」や「Bang!」などを、立て続けに投下し、フィナーレへと一気に駆け抜けていった。本編ラストを飾ったのは「どんなに離れていても、離れていても、同じ空の下で」という紹介から始まった「Under the Same Sky」。コロナ禍の今、「同じ空の下で君を想う 何度も何度もあの日の君と出会う」という歌詞には心を揺さぶられた。

 大きな拍手が鳴りやまない中、再びステージに登場したMIYAVI。アンコールが始まる前には、本公演を支えてくれているサポートメンバーを紹介し、「今日、アコースティックじゃなくても良かったね。ガツっとやってみても」と感想を話す場面も。さらに、アンコール一曲目、新EP『Holy Nights (Lockdown 2020)』のリードトラックである「Holy Nights」では、会場をさらに明るい雰囲気へと切り替えた。そしてメッセージ性の強いナンバー「The Others」へと続き、トリを飾ったのは「コロナを乗り越えて、また手をつないで歌える日までがんばっていきましょう」という挨拶から始まった「Hands To Hold」。演奏の途中でステージ背面のカーテンがオープンし、六本木の夜景が見え始めると、感情いっぱいに歌うMIYAVIと相まって、会場に幻想的な空間が生まれる。演奏が終わってから観客全員を見渡し、深く頭を下げ、MIYAVIはステージを後にした。今後も「サムライギタリスト」として、世界にどんな音楽や活動を届けてくれるのか、音楽を通してその期待をますます成長させてくれるような、充実したステージだった。

Text by Tatsuya Tanami
Photo by Yuma Totsuka


◎公演情報
【MIYAVI Acoustic at Billboard LIVE 2020】
2020年9月14日(月)- 15日(火)ビルボードライブ東京
2020年9月19日(土)- 20日(日)ビルボードライブ大阪

<セットリスト>
1. WHAT'S MY NAME?
2. Holy Nights (Intro)
3. Need for Speed
4. TOKIO
5. Tears On Fire
6. Heaven is A Place On Earth
7. Live To Dream
8. Fragile
9. WHAT A WONDERFUL WORLD
10. Real?
11. Horizon
12. Bang!
13. Under The Same Sky
14. Holy Nights
15. The Others
16. Hands To Hold


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