ポール・マッカートニー&ショーン・レノン、初めて公の場で故ジョン・レノンについて語り合うことに
ポール・マッカートニー&ショーン・レノン、初めて公の場で故ジョン・レノンについて語り合うことに

 故ジョン・レノンの生誕80年を記念した二部構成の英BBCラジオ番組『John Lennon at 80』で、ショーン・レノンがポール・マッカートニーにインタビューをすることになった。第一部では、ジュリアン・レノンや家族ぐるみで友人のエルトン・ジョンとのインタビューが含まれる。

 2時間の特別番組は、レノン一家のジョンに関する思い出を深く掘り下げた内容になるそうで、1980年12月8日に米ニューヨークのアパートの外で殺害されたジョンについて、ジュリアンとショーンが一緒に初めて公の場で話す。

 番組の概要には「二人は、ジョンのソロ活動のさまざまな時点でスタジオで過ごした時間を思い起こしますージュリアンは1974年に発表された“心の壁、愛の橋”の制作時期、ショーンはジョンの死の直前にあたる1980年12月の“ダブル・ファンタジー”をレコーディングしていた時期です」と書かれており、「ジュリアンとショーンはジョン・レノンの息子として育った思い出と、それがいかに自身の音楽キャリアに反映されたかについて和やかに話い合います」と続けられている。

 また、エルトン・ジョンは故ジョン・レノンとの親密な関係や、10代の頃のビートルズへの愛、1970年代にジョンと音楽を演奏するのがどんなものだったのか、ショーンの名付け親になった経緯について説明する。番組の第二部では、ポール・マッカートニーとのロング・インタビューがフィーチャーされる。ショーンとポールが、ジョン・レノンについて放送番組で対談するのは今回が初となる。

 番組の説明によると、「ショーンは、20世紀全体において最も重要な音楽の節目を作ったジョン・レノンの並外れた音楽生活についての彼自身の思い出を共有する」予定だ。この番組は英BBCラジオ2で米国東部標準時10月3日と4日の午後4時から放送される。