【ビルボード】BTS「Dynamite」2週目のストリーミング首位 DISH//「猫」急上昇して15位
【ビルボード】BTS「Dynamite」2週目のストリーミング首位 DISH//「猫」急上昇して15位

 2020年9月28日付(集計期間:2020年9月14日~9月20日)のBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、BTSの「Dynamite」が首位を獲得した。

 8月21日にリリースされた「Dynamite」は、8月31日付で7位にデビューし、週間再生回数は5,410,413回を記録していた。さらに翌週は再生回数が10,146,925回まで増加し、順位も1位にジャンプアップ。その後2週にわたって3位をマークし続け、当週は10,318,739回再生を記録して自己最多再生回数を更新、2度目となる首位獲得を果たした。

 米ビルボード・チャート“HOT 100”でも2度の首位を獲得している通り、グローバルな人気を獲得している同曲だが、日本では9月12日の日本テレビ系『THE MUSIC DAY』のパフォーマンスが注目を集めるなど、リリースから1か月が経過した今もなお、国内外の高い話題性を維持し続けていることがロングヒットに繋がったと考えられる。

 続く2位には、前週15週目の首位を獲得したYOASOBIの「夜に駆ける」がエントリー。順位こそ1ランクダウンしたものの、再生回数は前週比108%となる9,735,951回をマークと高い水準を保ち続けており、累計再生回数は2億回が目前となっている。そして3位には、前週から2ランクアップのあいみょん「裸の心」が入っており、再生回数は前週比110%となる7,574,386回を記録。こちらは累計1億回が目前だ。

 前週23位から当週15位まで上昇したのはDISH//の「」で、再生回数は前週比125%となる3,564,041回をマーク。こちらも12日の『THE MUSIC DAY』のパフォーマンスがチャート・アクションに影響したものと思われる。そもそも2017年にリリースされたシングルのカップリング曲だった「猫」が注目を集めたのは、YouTubeの一発撮りチャンネル「THE FIRST TAKE」で公開された動画で、4月にはその「猫 ~THE FIRST TAKE Ver.~」が配信リリースされたが、当週の「猫 ~THE FIRST TAKE Ver.~」は20位で、順位も再生回数も前週からほぼ横ばいとなっていることから、前述した『THE MUSIC DAY』の影響はオリジナルのチャート・アクションに集中したことが窺える。

◎【Streaming Songs】トップ10
1位「Dynamite」BTS(10,318,739回再生)
2位「夜に駆ける」YOASOBI(9,735,951回再生)
3位「裸の心」あいみょん(7,574,386回再生)
4位「Make you happy」NiziU(7,459,156回再生)
5位「感電」米津玄師(6,898,146回再生)
6位「香水」瑛人(6,432,068回再生)
7位「Pretender」Official髭男dism(4,684,108回再生)
8位「I LOVE...」Official髭男dism(4,528,294回再生)
9位「群青」YOASOBI(4,528,527回再生)
10位「Lemon」米津玄師(4,250,921回再生)

※()内はストリーミング再生回数。
※総合ソング・チャート“HOT 100”のストリーミング指標と動画再生指標およびストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”では、一部サービスにおけるデータを無料ストリーミングと有料ストリーミングで分けて集計し、それぞれ異なる係数を乗じているため、再生回数の合算によるランキングとは異なる場合があります。