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デヴィッド・バーンが、1984年に黒人や褐色肌の人々をブラックフェイス(黒く塗った顔)とブラウンフェイス(茶色く塗った顔)で演じた映像が、SNS上に浮上したことに対して、バーン本人がTwitterで声明を発表した。
トーキング・ヘッズのコンサート・フィルム『ストップ・メイキング・センス』のプロモーション用に撮影されたこの映像は、コンサート・フィルムに登場する“大きなスーツ”を着たバーンが、偽のインタビューに応答するという設定で、質問を投げかける様々なジャーナリストにはスプリット・スクリーンを用いてバーン本人が扮している。
現地時間2020年9月1日、バーンはTwitterへの一連の投稿で「このスキット(寸劇)のことは忘れており、今回気づかせてくれたことに感謝いたします」とまず述べた。「ブラックフェイスやブラウンフェイスを含む様々なキャラクターに扮する自分自身を見て、本当の理解の欠如を示す、大きな判断ミスだったことを認めます。鏡にうつる他人を見るようで、それは自分が思っている、思っていた人ではありません」と説明した。
「私たちは自分自身についての巨大な盲点があり、私にはそれが間違いなくあります」とデヴィッドは続け、「自分がこのような間違いを犯さないと思いたいところですが、当時の私は明らかにそうではなかったようです。(私の)ブロードウェイ公演の“アメリカン・ユートピア”の最後に、私が“変わらなければならない”と言うように、それ以来、私は変わったと信じています」と説明した。
最後にバーンは「皆さんは、私のような人間やどのような人でも、成長し変わることができると受け入れる寛大さと理解を持っており、過去が正直さと責任とともに検証される」ことを願っていると締めくくった。
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