デレク・シェリニアン、9年振りソロAL『ザ・フェニックス』リリース サイモン・フィリップス、スティーヴ・ヴァイら参加
デレク・シェリニアン、9年振りソロAL『ザ・フェニックス』リリース サイモン・フィリップス、スティーヴ・ヴァイら参加

 元ドリーム・シアター~ブラック・カントリー・コミュニオン、そして現在サンズ・オブ・アポロで活躍するキーボーディスト、デレク・シェリニアンの9年ぶりソロ・アルバム『ザ・フェニックス』が9月に発売される。
 前作『オセアナ』に続き、デレクにとってヒーロー的存在である名ドラマー、サイモン・フィリップスが全曲のドラムだけでなく4曲でデレクと共作、さらにアルバムの共同プロデュースと全曲のミックスを手掛けるなど、本作のプロダクションを全面的にサポートしている。
 デレク・シェリニアンがこれまで発表してきたソロ作品は、自身が熱狂的なギター・ファンであることもあり、ギター的なフレージング満載のキーボード・プレイに加え、共演したギタリストたちに華を持たせる“ギター・フィーチャー”なアルバムが多い。久々となる今作でもそれは踏襲しており、スティーヴ・ヴァイ、ザック・ワイルド、キコ・ルーレイロ(メガデス)、サンズ・オブ・アポロのバンドメイトであるロン“バンブルフット”サール、そしてブラック・カントリー・コミュニオン時代のバンドメイト、ジョー・ボナマッサが前作に続いてゲストに招かれている。
 ベースには、こちらも前作に参加していたジミー・ジョンソン(ジェームス・テイラー、アラン・ホールズワース他)とトニー・フランクリン(ザ・ファーム、ブルー・マダー他)、新たにサイモン・フィリップスの作品とライブでお馴染みのアーネスト・ティブス、そしてバンドメイトからもう一人、ビリー・シーン(MR. BIG、サンズ・オブ・アポロ)が参加している。
 ユニークなところでは、テルミン奏者のアルメン・ラーが3曲でプレイしており、これまでにない要素をプロダクションに加えている。全8曲中7曲がインストゥルメンタルの本作で唯一のボーカル入り曲「ゼム・チェンジズ」は、デレクがプロ・ミュージシャンとしてキャリアをスタートした最初のビッグ・ネームであるバディ・マイルスのカバー曲だ。
 デレク・シェリニアンのソロ・アルバム『ザ・フェニックス』は、9月30日にリリースされる。

◎リリース情報
アルバム『ザ・フェニックス』
9/30(水)Release   
SICP 31386/2,500円(tax out)  
高品質Blu-spec CD2仕様
  
<収録曲>
1.ザ・フェニックス
2.エンピリアン・スカイ
3.クラウズ・オブ・ガニメデ
4.ドラゴンフライ
5.テンプル・オブ・ヘリオス
6.ゼム・チェンジズ  
7.オクトパス・ペディグリー
8.ペサデロ
<参加ミュージシャン>
・デレク・シェリニアン (Keyboards)
・サイモン・フィリップス (Drums)
・スティーヴ・ヴァイ (Guitar)
・ザック・ワイルド (Guitar)
・キコ・ルーレイロ (Guitar)
・ロン“バンブルフット”サール (Guitar)
・ジョー・ボナマッサ (Vocals & Guitar)
・ビリー・シーン (Bass)
・トニー・フランクリン (Bass)
・アーネスト・ティブス (Bass)
・ジミー・ションソン (Bass)
・アルメン・ラー (Theremin)