ポスト・マローン、アンドリュー・ワットにギター対決を申し込む 多くのアーティストが注目
ポスト・マローン、アンドリュー・ワットにギター対決を申し込む 多くのアーティストが注目

 ポスト・マローンが先週末、音楽プロデューサーでギタリストのアンドリュー・ワットをインスタグラムで名指しした上で、突然ギター対決を申し込んだ。

 彼は動画で、「ハーイ、俺の名前はオースティン・ポスト、そして俺はアンドリュー・ワットよりギターがうまいんだ」と大真面目にカメラに語りかけ、“100テイク目”と言いながらエリック・ジョンソンによるギターのインスト曲「Cliffs of Dover」を器用に弾きこなした。

 タイ・ダラー・サインをはじめ、ジャスティン・ビーバー、ナイル・ホーラン、ジェイソン・イズベル、トラヴィス・バーカー、ブラックベアーなど、二人の共通の友人である有名アーティストたちが、マローンの無謀とも言える挑戦を激励し、エリック・ジョンソン本人もコメント欄で拍手を送った。マローンと「Forever」でコラボしているジャスティンは、自分にとってはもっぱら音楽ゲーム『ギターヒーロー』の十八番であるという曲をマローンが実際に弾けることに感心したと書き込んでいる。

 このフレンドリーな挑発を受け、ワットはコメント欄にたくさんの棺桶の絵文字を残す形で、マローンを返り討ちにする意欲を示した。そして自身のアカウントに投稿した動画で彼は、「これはこれはオースティン・ポスト。俺が反撃しないとでも思ったのかな。ここで一つ、少し前に俺が書いたものを思い出させてあげるとしよう」と前置きしてから、オジー・オズボーンとトラヴィス・スコットをフィーチャーしたマローンの「Take What You Want」のギター・ソロをかき鳴らした。

 ワットが参加した「Take What You Want」は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で8位を獲得している。また、彼は2月にリリースされたオジー・オズボーンの12thスタジオ・アルバム『オーディナリー・マン』で複数の楽曲をプロデュースした。

 29歳のワットは3月中旬に新型コロナウイルスに感染し闘病していたが、この動画では頭の後ろでギターを弾くなど、元気な姿を見せている。二人の対決を見守っていたタイ・ダラー・サインは、ワットの演奏動画に冷や汗の笑顔の絵文字を投稿し、チャーリー・プース、トレヴァー・ダール、シャーロット・ローレンスがワット応援団として賛辞を送った。