【米ビルボード・ソング・チャート】カーディ・B&ミーガン・ジー・スタリオン首位キープ、ドレイク新曲は2位デビュー 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・ソング・チャート】カーディ・B&ミーガン・ジー・スタリオン首位キープ、ドレイク新曲は2位デビュー

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【米ビルボード・ソング・チャート】カーディ・B&ミーガン・ジー・スタリオン首位キープ、ドレイク新曲は2位デビュー

【米ビルボード・ソング・チャート】カーディ・B&ミーガン・ジー・スタリオン首位キープ、ドレイク新曲は2位デビュー


 カーディ・Bの「WAP feat.ミーガン・ジー・スタリオン」が2週目の首位を獲得した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 先週、今年最大の週間ストリーミング(9,300万再生)を記録して1位に初登場した「WAP」は、前週から22%ほど減少したが、今週も7,220万再生と高視聴回数を打ち出し、ストリーミング・ソング・チャートでは2位にランクイン。週間36,000ダウンロードを記録して、デジタル・ソング・セールス・チャートでは2週連続の首位をキープした。R&B/ヒップホップ・ソング・チャート、ラップ・ソング・チャートでも同2週目の1位を獲得している。ラジオのオンエア数は先週から42%増の1,650万回を記録して、エアプレイ・チャートで48位にデビューした。

 女性アーティストの楽曲が首位を2週以上キープしたのは、2019年2月21日~2020年1月4日までの計3週をマークした、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」以来、約9か月ぶり。なお、同曲は1994年リリースの旧譜であり、純粋な新曲での記録としては昨年の9月7日~10月12日までの計7週を記録した、リゾの「トゥルース・ハーツ」以来約1年ぶりとなる。

 今年は計7曲が1位に初登場したが、そのうち2週目の首位をキープしたのは意外にも「WAP」が初。初登場1位を獲得したタイトルは歴代42曲あり、そのうち2週以上首位を獲得したのは「WAP」を含めた計19曲。「WAP」以前には、アリアナ・グランデの「7 rings」が初登場から計5週(2019年2月2日~3月2日)をキープした。

 その「WAP」には及ばず、初登場1位獲得を逃がしてしまったが、2位にはドレイクの新曲「ラフ・ナウ・クライ・レイターfeat.リル・ダーク」がデビューした。初週6,980万再生を記録して、ストリーミング・ソング・チャートでは「WAP」から首位を略奪している。初週の視聴回数としては、2018年2月3日付チャートで8,240万再生を記録した「ゴッズ・プラン」に続く、2番目に高い記録を更新。前シングル「トゥージー・スライド」が4月18日付チャートで1位に初登場した際の5,550万再生も、大きく上回っている。

 なお、「ラフ・ナウ・クライ・レイター」の週間視聴回数は6,980万回で、「WAP」はそれより多い7,220万回と順位に矛盾が生じるが、ストリーミングの集計方法は定額制の有料プランや広告付きのものなど、視聴されたサービスによって比重が異なるため、順位が入れ替わることがある。

 ストリーミング・チャートでの首位獲得は、ドレイクにとって9曲目、ゲストのリル・ダークは初の快挙。Hot 100でのTOP10入りも、リル・ダークにとっては初のランクインだが、一方のドレイクは41曲に更新し、 2位のマドンナ(38曲)をさらに引き離して歴代トップを独走している。また、Hot 100にランクインした曲数が225曲、TOP40にランクインした曲数を114曲、TOP10に初登場したタイトルを26曲にそれぞれ更新し、いずれも歴代最多記録を塗り替えた。

 「ラフ・ナウ・クライ・レイター」は、初週21,000ダウンロードを売り上げてデジタル・ソング・セールスで4位、1,710万回を記録して、エアプレイ・チャートで47位にそれぞれデビューした。セールスがもう少し伸びていたら、1位に初登場していたと思われる。

 新曲の登場に押され、ダベイビーの「ロックスターfeat.ロディ・リッチ」、ザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」、ジャック・ハーロウの「ホワッツ・ポッピン」はそれぞれワンランクダウンした。先週、エアプレイ・チャートでの首位獲得週を19週目に更新し、歴代単独トップに立った「ブラインディング・ライツ」は、今週も20週目の1位をキープ。R&Bソング・チャートでも23週目の首位を獲得し、それぞれ歴代最長記録をさらに更新した。

 今週6位に初登場したのは、米テネシー州出身のカントリー・シンガー=モーガン・ウォレンの「7 サマーズ」。これまでの最高位は昨年リリースした「チェイシン・ユー」の16位で、自己最高位更新と初のTOP10入りを同時に果たした。カントリー・ソング・チャートでは、「ウイスキー・グラッシーズ」(2018年)に続く2曲目の首位を獲得している。

 男性カントリー歌手の楽曲がTOP10に初登場したのは、ガース・ブルックスがオルターエゴのクリス・ゲインズとしてリリースした「ロスト・イン・ユー」(1999年)以来21年ぶり、歴代2曲目となる。カントリーのアーティストとしては珍しく、ストリーミングが強いのが上位にデビューできた要因のひとつ。初週の視聴回数は2,350万回と好調で、ストリーミング・チャートでは4位にデビューした。28,000ダウンロードを記録して、デジタル・ソング・セールス・チャートでは2位に初登場している。

 先週の11位から10位にTOP10入りしたのは、『アメリカン・アイドル』出身の女性カントリー・シンガー=ギャビー・バレットの「アイ・ホープ」。4月にTOP20入りしてから緩やかに上昇し、登場34週目にしてようやく10位に到達した。TOP10入りまでの総週としては、38週目でランクインしたキャリー・アンダーウッドの「ビフォア・ヒー・チート」(2005年)、36週を記録したクリードの「ハイヤー」(2000年)に次ぐ、歴代3番目に長い記録。「7 サマーズ」の登場により2位にダウンしたが、先週のカントリー・ソング・チャートでは5週目の首位を獲得している。

 そのカントリー・ソング・チャートにランクインした曲がHot 100でTOP10入りしたのは、他者を含まない女性アーティストの楽曲としてはテイラー・スウィフトの「レッド」(2012年 / 6位)以来のことで、いかにカントリーの楽曲が上位にランクインし難いかがわかる。「アイ・ホープ」は主要ポイントも安定していて、エアプレイ・チャートで9位から8位に上昇し、デジタル・ソング・セールス・チャートでは9位をキープ。週間1,170万再生を記録して、ストリーミング・チャートでは28位から27位に、わずかだがランクアップした。その他、カントリー・エアプレイ・チャートでは首位をキープし、ポップ・ソング・チャートでは11位に上昇。アダルト・ポップ・ソング・チャートでは11位から8位にTOP10入りしている。

 同曲はギャビー・バレットのデビュー曲で、女性アーティストのデビュー曲がカントリー・ソング・チャートで1位、Hot 100でTOP10入りしたのは、ジェシー・コルターの「I'm Not Lisa」(1975年)以来、約45年ぶりとなる。また、カントリー・エアプレイ・チャートで初めてランクインした楽曲が1位を獲得したのも、女性アーティストとしては初の記録で、男性アーティストを含めるとフロリダ・ジョージア・ラインのデビュー曲「クルーズ」(2012年)以来の記録となる。

Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは8月28日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「WAP」カーディ・B feat.ミーガン・ジー・スタリオン
2位「ラフ・ナウ・クライ・レイター」ドレイクfeat.リル・ダーク
3位「ロックスター」ダベイビーfeat.ロディ・リッチ
4位「ブラインディング・ライツ」ザ・ウィークエンド
5位「ホワッツ・ポッピン」ジャック・ハーロウfeat.ダベイビー、リル・ウェイン、トーリー・レインズ
6位「7 サマーズ」モーガン・ウォレン
7位「ウォーターメロン・シュガー」ハリー・スタイルズ
8位「ローゼズ」セイント・ジョン
9位「サヴェージ・ラブ(Laxed – Siren Beat)」ジェイソン・デルーロ with ジョーシュ685
10位「アイ・ホープ」ギャビー・バレット


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